踏みつけられても ~自然は逞しい~
毎日歩いている散歩道は自然がまだ少し残っていて、
いまはタンポポやツクシがたくさん咲いています。
10日ほど前、ブンブン、ブォーン、ブオーン!と聞きなれない音が。
モトクロスバイクを楽しんでいる人たち。
車も通らない、自転車もチラホラしか通らない道。
わざわざタンポポやツクシがいっぱいの斜面を走り回っていました。
走った跡があちこちに残され、
タンポポもツクシも草もタイヤに踏みつけられたり千切れていて。
なんだか、ちょっとココロがモヤモヤした。
申し訳ない気持ちと、文句ひとつ言えない自分への苛立ち。
そして、この3~4日、雨続きで散歩を自粛していて、
ひさびさの快晴だった今日。
タイヤ痕が残っていたところまで来てみると・・・・。
草が伸び、踏みつけられていた所も立上がって、
タイヤ痕がうっすらしていた。
踏みつけられることなんていくらでもあるさ。
刈られちゃうこともあるんだぜ。
根っこさえあれば大丈夫さ。
ゴーゴー!
そんな声が聞こえたきがしました。
ちいさな草花からのでっかい伝言に、
「なんてちっぽけなんだ、すべてがちっちゃいわ!」と、
じぶんのちっぽけさと自然の逞しさに改めて気づかされました。
いいぞ、わたし。
よく気がつきました。
おかげで不安ってやつとお別れできそうです。