『G72災害支援プロジェクト』第一段階で実現し辿り着いたステージ その1
本日、安倍内閣から菅内閣へと引き継がれる歴史の一日
そして、私達も目指すべきステージへの第一段階の締めくくりと、次のステージに向けて、組織体制を構築する時となりました。
2014年3月11日 東日本大震災発生 私にとって、大切な大切な仲間の生存を願い、情報取集に集中した日々
あれから、まもなく10年を迎えようとしています。
当時、3月26日災害後初めて被災地を訪れ、仲間との再会を果たした際に、普賢岳災害時の記憶が走馬灯のようによみがえったのと、20年経っても災害対応が変わっていない事に衝撃を覚えました。大規模災害であり、国難とも言える想像を絶する状況、行政職員も被災者である中での被災者対応。何としても、ここに一つの解決する為の仕組みが必要だと考え、一気にスケッチブックに描きだしました。
その仕組みが『G72災害支援システム』です。
仕組みを構築するために動き出したが、なかなか現実は厳しく3年間保留状態
しかし、熊本地震が発生した事をきっかけに、構想の状態でG72災害支援プロジェクトを記者発表 そこから、実現に向けて様々な支援を頂きなから動き出しました。
まずは、生きていく為の物資の仕分けで大混乱する現状を解決するために、仕分け不要一人一箱72時間対応の『G72BOX』を考案 全国の自治体指定避難場所にG72BOXを常時備蓄する事で、初動72時間を対応する事が可能となります。行政も被災者となる為、初動を民間で被災者対応する事により、行政は限られた職員で本来やるべきところに全力で取り組めるようして頂く為の時間稼ぎとして活用して頂けます。現地の混乱を緩和させる一助になると信じて、人口の10%分(1,280万BOX)を全国に配備する!!と・・・
10人中9.5人は、考えは良いけど、そんな大きな話が実現することはない。ほら吹きだとか・・・。経験の無い貴方には出来るはずがない。。。など批判の嵐でした。しかし、言われる事は覚悟の上であり、成し遂げようとしている事は、間違っていない!!!と信じる中、様々な方々が支援に入って下さるようになりました。このご支援により今があります。
まずは、様々なメーカーとの話し合いを行う中で調達チームが出来、G72BOXは完成しました。
そして、このG72BOXを梱包するメンバーは、障がい者の方々がチームを作り参画対応して頂く事になり実現。
https://www.facebook.com/akemi.arima/videos/2651340521548087
更に、G72BOX備蓄受入れ自治体として、日本ジオパークネットワーク・屋久島町・売木村・天龍村・泰阜村等、様々な自治体との協定締結へと全国に広がっていき実現。
では、誰が購入するのか・・・という事ですが、購入は民間企業がCSR・広告宣伝費等で支援購入が実現。
メディアにも多く取り上げられるようになりました。
次は、全日本冠婚葬祭互助協会と日本パレットレンタル社により支援購入頂いたG72BOXが、噴火災害の恐れがある鹿児島県口永良部島へ備蓄が実現。
次は、G72BOX全国備蓄に向けてへ・・・その2へ続く
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