今年は書初めで一年のテーマを書いてみた
こんにちは。佳輪(かりん)です。
今日、2025年の手帳を買い忘れていたことに気づき、いつもの手帳をポチっとしました。スケジュールをスマホで管理していても、私にとって紙の手帳は必需品です。
さて、今日は書初めをしました。書初めなんておそらく義務教育の頃ぶりかなと思いながら、筆を執りました。多くの人が、日頃はパソコンやスマホで文字を入力することが多くなって、手書きで文字を書く機会が減ってると思うんですね。ましてや筆で文字を書くことって、やろうと思わなければ一生ないかもしれません。
あらためて筆で文字を書くと、一文字一文字に、いや一筆に魂がこもる気がします。心の状態が文字に現れるのを感じます。
書初めの歴史としきたり
書初めはもともと平安時代に行われていた「吉書の奏(きっしょのそう)」という宮中儀式が発祥とされています。元旦の早朝に初めて汲んだ水で墨をすり、天皇に文章で奏上(申し上げること)していました。やがて江戸時代の寺子屋や明治時代の学校で習字が重視され、書初めの習慣が広まっていきました。書初めでは、おめでたい言葉や新年の目標や抱負を書くことが良いとされています。そして、15日前後に神社で行われるどんど焼きで他の正月飾りと共に燃やします。どんど焼きは正月に迎えた歳神様を送る行事で、縁起物を燃やすことで五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を祈ります。
皆さんは、書初めされますか。
書初めするとしたら、どんな言葉を書きますか。
私は「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」と書きました。
「日々是好日」は禅語で、その日その日を精一杯大切に生きることが人生を豊かにするという心構えです。何ごとも心構えによって感じ方も変わるし、当たり前のことが当たり前じゃないことに気づく。
今年のテーマにしてみました。
佳輪(KARIN)