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【日本語のおさらい】肝心要(かんじんかなめ)を説明できますか?

こんにちは。佳輪(かりん)です。
贈り物向けに名入れのできる縁起物の包丁を販売しています。


とても大事なことを「肝心要(かんじんかなめ)」って言ったりしますね。肝腎要とも言います。

「かんじんかなめ」とは

きわめてたいせつな要点であること。とりわけて重要であること。

日本国語大辞典より

となっています。


「かんじん」とは、肝臓、心臓、腎臓の事ですね。

肝臓には3つの役割があります。
①栄養素の代謝(食べ物から摂取した栄養を体で使える形にして貯めておき、必要な時に供給する)
②胆汁の生成(肝臓の老廃物を流し、脂肪の消化吸収に必要な
③解毒(体に有害なアルコールや体内で発生したアンモニアを無毒化する)

心臓の役割は言うまでもないですね。

腎臓は、血液をろ過し、老廃物や余分な塩分を尿として体外へ排出する役割があります。

「かんじん」と呼ばれる臓器にはざっくりとこんな役割があります。


「かなめ」とは何でしょう?

「かなめ」とは、扇子を構成する要素の一つ。扇子には骨がたくさんありますが、その骨を一点でまとめる場所のことを要といいます。

あのピンが止まっている部分ですね。


肝心要という言葉。「かんじん」に「かなめ」を重ね強調しているんです。


本当に大切なものは後回しにされがちです。
日々の忙しさに、ついつい見落としてしまいがちですね。
病気もなってから健康の大切さを気づいたりします。

そういう時は、定期的に思い返す時間をとってみることがいいと思います。


皆さんにとっての肝心要は何ですか?


佳輪(KARIN)

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