⛄🐬　人物を見抜く簡単な方法　🐬⛄

大川隆法総裁先生　書籍・忍耐の法　参照です。

上と下の両極端を経験させると「人物」が分かる

私は、「ある人の人物を見ようと思えば、簡単な方法としては、その人の立場を上げてみたり、下げてみたりして、それぞれの場合に、どのような態度をとるかを見ればよい。いちばん上まで上げてみたり、いちばん下に下げてみたりして、両極端を経験させてみたら、だいたい人物が分かる」ということを、過去に何回か述べたことがあります。（『不動心』【幸福の科学出版刊】等参照）。

この方法で本当に簡単に分かってしまうのです。もちろん、自分の立場が上がっていく過程で怒る人は、めったにいません。たいてい、機嫌よく、非常に忠実で、温厚になったり、人に優しくなったり、寛大になったりして、徳が見えるようなこともあります。

しかし、立場が下がると、急にコロッと態度が変わるタイプの人を、残念ながら、私は過去に二十数年間で数多く見てきました。上がるときに、忠実であったり、信仰心があったりするのは、別に不思議なことではないのですが、下がるときにも、それを捨てないというのは、少し珍しいのです。

「上がり」と「下がり」を見て、その両方とも満たさなかったタイプの人は、当会の幹部を経験したことがあっても、だいたい、やがて当会を離れていっているはずです。職員を辞めているか、教団を去っています。

また、当会を去ったあとも、ある意味での教団攻撃を行っている人も、一部、いるのではないかと思います。気持ちは分かりますが、それでは徳があるとは言えません。

食べていけなくなったり、「自分の名誉を害された」と感じたり、地位が下がったりしたとたんに、今まで信仰していて、ほかの人にも、それを勧めていたものについて、急に手のひらを返したようになる人からは、やはり、どうしても、「徳がない」という印象を受けてしまいます。

そういう面が出てくると、「残念だな」という気がするのです。簡単すぎる判断方法ではありますが、上げてみて、下げてみて、両方を見てみれば、だいたい人物は分かります。立場が上がろうが下がろうが、自分自身が変わっているわけではないので、自分のやるべきことを淡々とやっていくタイプの人は、そこそこの人であると思います。

一方、利害で判断する人は、残念ながら、一時期、偉い人のように見えても、やはり、凡人、平凡人の範疇に入ると言えるのではないでしょうか。

実業家の場合、「英雄」と「悪人」とが紙一重

それから、この世的な判断ではありますが、この世的には、宗教的信仰以外にも、ある種の疑似信仰のようなものが幾つか立っていると思います。例えば、学歴信仰のようなものが立ってみたり、医学部信仰のようなものが立ってみたりします。

また、この世での出世に対する疑似信仰もあります。すなわち、社長や重役などの地位への出世に対する疑似信仰もあります。すなわち、社長や重役などの地位への出世であり、あるいは、会社の名前や、「一流会社」というブランドです。「どこで務めているか」「お金はどれだけ儲かったか」など、対象はいろいろあるのです。

それらは本当は信仰対象とは違うものなのですが、この世的な、誰もがほしがっているものにおいて、ある程度勝利を収めることをもって、擬餌信仰行為のように感じている人は数多くいると思います。

そうした、この世の、評価体系のなかで、上のほうに上がれば、他の人たちから信仰されているのと同じような気分になるものは、世の中にたくさんあります。しかし、こういう人たちにも、やがて、その職を退くときが来ます。

会社の社長であっても、その地位を退くことがありますし、大金持ちであっても、お金がなくなることもあります。「そのようなときに、まだ、その人の評価が残るかどうか」ということが問題なのです。特に、実業家には、英雄になるか、悪人になるか、紙一重のところがあります。

例えば、ニュービジネス系には、大成功を収めたかと思えば、そのあと　”塀”　の内側に入る人もいたりして、その人に対する判断には非常に微妙なものがあります。ほかのところも、ある程度、似たようなことをしているのですが、塀の内側に落ちるか、外側に落ちるか、その差は微妙であり、そのへんには、多少、徳が関係しているような気がします。

ニュービジネス系の人でも、成功しているときに、当会の言う、「三福」（惜福・分福・植福）の説のように、福を惜しむ部分があって、多少なりとも、「他の者のために福を役立てよう」という気持ちが出ていれば、少しずつ、　”薄まる”　ところもあると思うのですが、それは珍しい考え方なのでしょうか。なかなか分からないようです。

例の「ニュービジネスの旗手」の一人でだった人も、編集部が付けたのではあろうと思いますが、「お金で買えないものはない」というような言葉を、著書の帯コピーか何かで使ったため、検察庁が怒り、まるで江戸時代の鬼平のようですが、「許せん。取っ捕まえてやる」ということになりました。

検察には、その「お金で買えないものはない」という言葉に刺激された面もあると思います。本人が使った言葉かどうか、微妙だとは思うのですが、そういう結果になりました。やはり、成功すればするほど、ある程度、社会的知性として成長しなくてはいけないものがあるのではないでしょうか。

そのなかには、自己犠牲的なるものも必要ですし、自己犠牲とともに、他の人々の福徳を増進させようとする気持ちも必要だと思います。

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（私文：愛の風について）
天から降ってくる愛の風とはどんなものでしょうか？淡くて光り輝いている風が天から吹いてくるのでしょうか？幸福の科学のアニメ映画「愛は風の如く」に出てくるギリシャンの風が、”ヘルメスの愛の風”　と言っていました。私はたまたま、仕事でギリシャの、ミコノス島、クレタ島に行ったことがあり、そこで吹いている風は、自分が立っていられないほどの強い風が吹いていました。愛の風って、こんなに強いものなのかと、感じました。
神様の愛の風って、本当はこんなにも強い風なのかもしれませんね。

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。
是非とも、大川隆法総裁先生　書籍・忍耐の法　を読んで下さい。