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🍊Q&A 短気を直し、忍耐強くなるには🍊

大川隆法総裁先生 書籍・幸福へのヒント 参照です。

Q 私は、「短気で、人に厳しい性格だ」と、家族からもよく言われます。このような性格を直し、忍耐強くなるには、どうすればよいのでしょうか。

A 「自分は完全ではない」ということを自覚する

短気な性格の人は、完全主義的な傾向を持っていて、非常に神経質です。そして、厳格さ、完全主義を、自分に対して求めるだけでなく、他の人に対しても求めます。そのため、気が短くなり、すぐに腹が立って、カッカするのです。

こういう人にとって大事なことは、「人間の本質をよく知る」ということです。「自分もそれほど完全な人間ではない」ということを知る必要があるのです。そのことに自分自身で気が付かない場合には、外部的な要因により、気付きのきっかけが与えられます。「天狗の鼻を折られる」という現象が必ず出てくるのです。

完全主義者は、実は「完璧になりたい」と思っているだけなのに、「自分は完璧だ」という錯覚に陥っています。要するに、背伸びをして生きている人間なのです。高く上っていると、落ちたときに痛いように、完全主義者は、その鼻を折られる現象が出てくると、自分も完全ではないということを深く感じるのです。

それを、何らかの失敗によって感じることもあれば、病気などで他の人から介抱されることによって感じることもあります。そういう経験を通して悟ることがあるのです。このように、「失敗などによって、『みずからも完全な人間ではない』ということを知り、他人に優しくなる。挫折、失敗の経験を通して自覚する」ということがあります。

教養を身につける

二番目に大事なことは、「教養を身につける」ということです。教養のある人は短気ではありません。「自分は短気だけれども、教養はある」と思っている人もいるでしょうが、ほんとうに教養のある人は短気ではないのです。

教養のある人が、なぜ短気になれないかというと、自分と相手とのあいだに教養の差があるときには、言い争いができないものだからです。たとえば、学校の先生は、本気になって生徒とけんかをする気にならないでしょう。

それと同じように、教養のある人は、自分より教養のない人に対して、厳しくは言えません。相手が分かっていないということがよく分かるので、その人に対し、噛んで含めるようなかたちで話すことになるのです。したがって、「もっと勉強して、教養を積む」ということも、短気を直す方法の一つなのです。

信仰心を持つ

短気を直す方法として、三番目に言えることは、ほかならぬ信仰です。信仰の世界に入り、仏神のことを考えはじめると、「人間心で人を裁く」ということが、どうしてもできなくなってくるのです。完全主義者は自分に自信を持っていて、自己評価がかなり大きくなってしまっています。

しかし、毎日、仏神のことを考えていると、しだいに自分が小さな存在に見えてきます。自分が大宇宙のなかの一点に見えてきます。そのため、尊大になれず、謙虚にならざるをえないのです。仏神に対して謙虚な自分を見いだした人は、他の人に対して短気を起こせません。

「自分のような人間でさえ、生かしていただいている。こんな至らない自分でさえ、生かしていただいている」と思うと、他の人に対して、厳しいことがなかなか言えなくなってくるのです。

以上、短気を直す方法を三つ挙げました。一番目は「自分も完全な人間ではないことを悟る」ということ、二番目は「教養を身につける」ということ、三番目は「信仰心を持つ」ということです。なお、本格的な修行に取り組みたい方は、当会の『日光精舎』で八正道の研修を受けるとよいでしょう。「正思」や「正語」についての反省が特に大切です。

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(私文:今日、卯の花漬けを作りました。)
久しぶりに、良いコハダが手に入ったので、おからを炒ってパラパラにしたら、甘酢を入れて、しっとりするぐらいに混ぜて、輪切りの唐がらしを適量入れ、よく合わせます。そこにコハダを挟むようにして漬け込みます。三日もすれば良く漬かって、おからが魚のアクを全部吸ってくれるので、美味しく食べられます。私は大好きで、過去にずいぶんと作ったものです。 

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。

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