⛄🍉　Ⓡ　奪う愛から与える愛へ　🍉⛄

幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：人生の王道を語る　参照です。

🍋　東京大学五月祭特別講演ー黎明の時代

東京大学に安田講堂を寄付した安田善次郎氏（現在の芙蓉グループの創始者）は、常々、二文字の言葉を胸に刻んで生きていたと言われています。

その二文字がいったい何であるかというと、「培根」ー根を培うという言葉です。これはなかなか意味の深い言葉だと私は思っています。

その根が地中に深くおり、広がっていなければ、いかなる木であっても大木にはなりません。個人であっても、また、企業などのさまざまな組織であっても、大木とはなりません。

個人であっても、また、企業などのさまざまな組織であっても、根を深くおろしていなければ、時代の変化のなかを生き延びつつ大きく生長することは、難しいのです。

いま学生時代を送っている方にとって、いちばん大切なことは、この「根を培う」ということだろうと思います。

学生時代というのはわずか数年のことであり、その期間もあっという間に過ぎ去っていくので、のんびりしていると、根を充分に張ることもおろすこともできないうちに、学生時代が終わってしまうことになるでしょう。

私も十数年前、東京大学で学生時代を過ごしていました。そこで、学生の方が、心がけるべきことについて、私自身の学生時代の経験にも照らして述べてみたいと思います。

東大生の多くは、小学校から大学まで、親兄弟や友人、先生からのさまざまな称賛を受けて育ってきたという経緯があるので、ともすれば他の人からの称賛を期待して生きているのではないかと思います。

それはある意味では無理のないことですが、自分が他の人びとからの称賛を受けるという目的のために一生を送ったとしたら、数十年というあまりにも長い時間、多くの人びとから愛を奪いつづけて生きることにならないでしょうか。

東大生は、東大に入り、卒業することによって、人びとから賞賛を充分に受けるでしょう。しかし、それを一生受けつづけることで人生を費やしてはならないと思います。

多くの人びとの愛と称賛を受けてきた東大生であればこそ、むしろ「奪う愛」から、「与える愛」へと、自分の心の持ち方を切り替えていく必要があると思うのです。

そうでなければ、何のために国家がその税金を投入して、優秀な学生たちを集め、優秀な教授陣によって学ばせ、そして巣立たせるのでしょうか。それが個人の欲得のためであってよいわけはありません。

東大教養学部の前進である旧制一高の寮歌に、「一度起たば何事か」という言葉がありますが、まさにそのとおりです。

ところが、その精神を忘れ去ってしまったのか、東大からは、世のため人のために死力を尽くして闘う人生を送る人が長らく出ていない、と私は思うのです。

たとえば、東大建学以来、百数十年が経っていますが、マスコミの報道等によると、宗教の開祖として教えを開いたのは、私が最初だそうです。また、法学部出身の宗教家も、私が最初だそうです。

これは決して自慢で言っているのではありません。百数十年間、東大の先輩たちが宗教という世界に身を置こうとしなかったという事実を述べているのです。それはなぜなのでしょうか。

東大生の親兄弟や友人、先輩が評価することは、世の人びとを救うとか、幸福にするとか、そうした方向ではないために、東大出身者たちは、自分がどのように優秀であるかが評価される道に進んできたということなのです。

おそらく東大生たちは、卒業を目の前にする頃には、世間の価値基準、人びとの言葉や評価、こうしたものに動かされ、その評価の高いところをめざして進んでいくでしょう。

しかし、これは嘆かわしいことであると私は思います。私たちは、「自分の才能を、より多くの人びとのために役立てよう」という志を、もっともっと持たなければならないのです。そうでなくして、いったい何の人生の偉業ぞーそう私は問いかけたいのです。

どうか、私が語る言葉の一片なりとも、心のひだの奥に記憶しておいていただきたいのです。このような時代である今だからこそ、学生の方には、むしろ、逆風を衝いて船出をしていただきたいのです。

世の人びとが評価しない世界へ踏み出していただきたいのです。今まで光が当たらなかったような世界にこそ、学生が活躍すべき世界が、大地が開けているのです。

その大地を開墾する精神なくして、いったい何の実力でしょうか。もし自分の実力に自信があるならば、その自信は、他の人びとが進まない方向のなかにおいて試されてこそ、真実のものとなるのではないでしょうか。

逆風のなかでその身を鍛えるという時代が、あってもよいのではないでしょうか。私はそのように思うのです。

🍓　教養人への道・・・

◎◎◎◎◎◎◎◎
（私文：大川隆法総裁先生の獅子吼）

この「人生の王道を語る」という本は、一番繰り返して読んでいる本かも知れません。私もできればもう一度、学生になって、大学で授業を受けてみたい、勉強をしてみたいと思っています。

青春の青くさい感じがするからです。もう一度学生に戻ってみたいと強く思ってしまいます。大川隆法総裁先生の獅子吼する講演のごとく、生きてみたいと強く思っています。

💗　最後まで読んで頂いて、本当に　本当にありがとうございました。💗

是非とも、幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：人生の王道を語る　を読んでください。

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