🍉　神の側からみた真実　🍉

大川隆法総裁先生　書籍・発展思考　参照です。

①　男性霊と女性霊

さて、頭脳明晰なる多くの優秀な方がたが、医者を志して日夜研究に励んでおられることだと思います。しかし、地上の学問とは、なんと悲しいものなのでしょうか。なぜ学べども学べども、人間というものは、母の胎内より生まれる前より、立派な、れっきとした人間の魂であるということがわからないのでしょうか。

また死して後、行くべきところがあり、死して後、赴くべき魂あり、ということすらわからないのでしょうか。このように、まことにまことに、愚かという言葉さえ当てはまらないような低い世界に生きているということを知らなくてはなりません。

魂は、母の胎内に宿る前にすでにあるのです。男性には男性の魂があり、女性には女性の魂があるのです。そして、己の人生設計というものをして地上に生まれてくるのです。あの世の世界にも男性と女性の違いはあります。優れた魂たちの多くは、男性霊、女性霊として明確に区別されております。

高級霊界に行きますと、男性霊は男性霊、女性霊は女性霊で、はっきりと確立された魂を持っているのです。人間の魂というものは、単なる小さな一つの霊体ではなく、グループによってできあがっております。

本体という霊格の高い魂がおり、それに五人の分身という魂が一組になっています。この六人が順番に、何百年かおきに地上に生まれ変わり、地上時代の経験を共有することになっているのです。六人のうち誰が地上で経験したことであっても、全員の共通経験となり、智慧になるという、ありがたいしくみができあがっています。

優れた魂ならば、男性霊は六体とも男性、女性霊ならば六体とも女性で成り立っています。それぞれ最高の男性、最高の女性としての使命を刻印して、魂修行をしております。ところが霊界でも低い段階でありますと、十分に男女の別が魂に刻まれておらず、六人グループのなかに男性霊と女性霊の双方を持っている魂たちがあります。

これはいわゆる四次元幽界、五次元霊界の魂たちに、非常に多く見られます。男性でも女性でも同じようにしか見えない魂たちがいて、交互に生まれ変わってきています。現在、地上で男女の違いというものを認めないで、男性になり代わろうとしている女性、また女性のようになりつつ男性、こうした人たちは今、このような迷いのなかにあります。本来分けられている使命を忘れ去って生きているのであります。

②　神の理想

また今、地上では最高の価値があるとされている民主主義なるものも、神の側から見たならば、大いなる疑念を持たねばならない部分があります。本来神に誓って、永遠の魂修行を許され、その法を守って何度も転生輪廻をしてきた人間であるのに、その神を忘れ去り、忘れてしまったがゆえに正しさの基準を見失って、人間の頭数で正しさを決めるようになってきました。

そうしますと、霊格の低い人たちが今、数多く生まれているために、頭数で決めると、地上は次第次第に地獄的な思想が蔓延するようになってきます。このことは、現代が最高に降盛しているように見えながら、その実、転落の淵にかかっているという時代認識とまったく一致するのであります。

民主主義が許されるには、まず神というものを明確に認め、そして、人は神に誓って、己の正しさを追求し、神を理想として、神を目指して、努力精進しつつ生きていく、ということが前提とされて、初めて多くの人の意見が正しいものになっていくのです。みんなが神の教えを守って生きていこうとし、みんなが神の理想をこの世に実現しようと思って生きているからこそ、多数の人びとの考えが理想に近づくのです。

そうであってこそ素晴らしものができるのです。ところが、その根本のところが失われたらどうなりましょうか。もしこの世のことがすべて、各人のエゴイズムの頭数で決まっていくとしたら、これはたいへん恐ろしいことであります。私たちは今、そういう端境期に立っているのです。

③　死とは何か

そしてまた、先ほどの医学の話に戻るとすれば、人間が死んでどうなるのかさえ、いまだにわからないのです。愚かなことです。二千年前の人でも、一万年前の人でも知っていた単純な事実が、現代最高の知性を持っている人たちにわからないというのですから、それは、はたして本当の意味での最高なのでしょうか。

何かが違っているのではないかと考えないわけにはいきません。最近、取り沙汰されている臨死の問題でも同様です。人間の生命とはいったい何であるか、ということが分からなくなっているのです。どうやら、人間の生命というものを脳が機能していることだとか、臓器が動くことであるとか、血液が流れることであるとか誤解しているようであります。

魂というものがあるのです。こちらが本質なのです。本体なのです。そうであるならば、人間の生命というものを魂の観点から見なければならないのです。死んでいく人間は、安らかに死を迎え、あの世に旅立つための準備をしなくてはならないのです。それを単なる土塊だとでも思っているのでしょうか。たいへん残念なことです。

人間の死は、脳波が停止するときでもなく、心臓が停止するときでもありません。正式な臨終というのは、内に宿りたる魂が肉体から抜け出し、肉体と魂をつないでいる霊子線というものが切れたときであります。その線が切れたときに、魂はもはや肉体に戻ることができなくなります。

一方、臨死体験というものが多く報告されています。それはたとえば、入院中、瀕死の状態となって手術を受けているときに、魂が遊離して、自分の手術の姿を見るというような体験です。あるいは、一度天国の姿を見て、奇跡的にこの世に還り、蘇生したというような体験です。これを信ずる人あり、これを脳の現象による幻覚だと言う人あり、さまざまであります。

しかし私は言っておきましょう。今、このような臨死体験が世界各地で起きているのは、実はあの世の霊たちが企画してやっていることなのです。あの世の世界や魂というものがあるということを教えるために行っていることなのです。普通、病気で死んでいく人間は、その肉体のなかに宿っている魂もまったく同じ状態になっています。

肉体が心臓病であるならば、魂も心臓病のごとき様相を呈しています。肉体がガンに冒されているときには、魂も同じような悩みを感じております。このように、心と肉体がぴったりと一致した状態で修行をしているのが、私たちの真実の姿であるのです。

ですから臨死体験で、肉体から魂が抜け出て自分を見ているときに何らの痛みも伴わないのは、あの世の光の天使たちが助力しているためで、通常は、そう軽々と肉体から魂が抜け出すわけではありません。人間は通常、亡くなるときには、肉体と同じ苦しみのなかで、次第次第に魂として自覚をもってくるのです。

このときに、やがて地獄というところに赴くことになる魂は、肉体から抜け出すことがほとんど不可能な状態になっています。このような人たちの大多数は、生前、死ねば何もかも終わりだと思っていたがために、肉体というものに執着します。そして、自分の肉体が焼かれるまで死んだということがわからず、さらに、焼かれてもまだ分からない人たちもいます。

死んですぐに、あの世へ一直線に還ってくるような人たちというのは、地上で生きていたときによく真理を悟り、守護・指導霊たちと常にコンタクトできるような状況にあった方です。またそうであってこそ、臨終を迎えたときに彼らが迎えにきてくれます。そして、比較的スムーズに肉体を離れていくことが可能になってきます。

しかし、大多数の人たちはその事実がわかりません。なぜなら、あの世も信じていなければ、魂の存在も知らず、神仏の存在も知らないからです。死ぬということがどうゆうことなのかがわからないために、肉体のなかに留まる以外に方法がないのです。行くところがない、寄生のない魂となってゆくのです。それが現状です。

ですから脳死における臓器移植等の問題につきましても、真理をよく知っていて、なおも命ある人の命を伸ばそうと自分の肉体を提供するならば、もちろんそれもまた、一つの菩薩の道かもしれませんが、死ねば何もかもなくなると思って臓器提供している場合には、医者も患者もたいへんなことをしていることになります。

医者のしていることは殺人罪であります。また、患者がそれ自己の意志により承知しているならば、医者の行為は自殺幇助になります。そうした現状を知らずに、医学の進歩という名のもとに臓器移植が行われているのです。その結果、大多数の魂があの世に旅立つのを妨げているのです。まことに残念な状態であります。

このように、私たちの目から見れば常識に近いような事柄が、どうして現代に生きている知識人たちにはわからないのでしょうか。私は不思議で不思議でなりません。

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（私文：自己満足の包丁研ぎ）

今日も、一本包丁を買ってきました。地元の包丁屋さんで買いました。何本も持っているのですが、また一から研ぎ直したいと思ってしまいます。１００％完璧に研ぎ上げることはできないと思っていますが、やり方を変えて、砥石を替えながら、時間をかけて研いでいるときが好きなのだと思います。何も考えずにいられることが、良いのかもしれません。心の底から、無心になれる時かもしれません。

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。