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🌷 自己犠牲に生きた偉人たちー🌺 戦艦「大和」の乗組員の「武士の魂」🌺⛄

大川隆法総裁先生 書籍・青銅の法 参照です。

テロリストや独裁者による強要は肯定されない

もちろん、これを単なるテロリストと一緒にされてはいけないので、そこは難しいところです。「自爆テロなども自己犠牲ではないか」と言う人もいるかと思いますが、やはり、「生み出した果実」や、その人の持っている「精神性」の問題もあるでしょう。

それに、自己犠牲の精神というのは、弱い者を犠牲にして行うようなことではありません。子連れの母親のお腹に爆弾を巻かせて、自爆させるといったようなものではないということです。一般人をそういう道具として使って、ダイナマイト代わりに戦わせることが自己犠牲の精神ではないのです。

例えば、現時点では北朝鮮問題にもまだ決着がついていませんが、金正恩氏が言っているように、「鬼のような侵略者のアメリカや、その傀儡である韓国政府、アメリカのご機縁を伺っている日本などの悪事のために攻められるから、国を護るために防衛しなければいけない」というのが本当に正しいかどうかは、金正恩氏の生き方や、周りの人たちの生かされ方を見て判断しなければいけないのではないでしょうか。北朝鮮に対して経済制裁すると、一般民衆のほうが先に飢えて死ぬようなことが起きています。

それを見ると、自分たちの言うことをきかない人たちをどんどん粛清していく体制のなかには、専制的な独裁制、全体主義体制はあるけれども、「英雄の影」はないように思われます。金正恩氏の取り巻きの人たちが、どんなにそういう演出をしたり、そうした映画をつくったりしても、やはり、今のところ「英雄の影」はないように私には見えるのです。

このあたりをよく知らなくてはいけません。金正恩氏は、自分自身の命が惜しくてしかたがない方なのではないかと思います。要するに、自己犠牲の精神と言っても、テロリストや独裁者がやることと一緒にしてはいけないということです。また、専制君主や独裁者のような人から、ただ「自己犠牲の精神で死ぬ」と言われているだけのことに対して、「はい、分かりました」と言って、そのとおりにするといったことを肯定するつもりは当然ありません。

先の大戦で戦った人たちが持っていた「武士の魂」

ただし、先の大戦等を見ると、天上界は、日本の国を護るために、家族を護るために、妻や子供を護るために死んでいった人たちに対して、必ずしも、「全員、地獄」という判定は下していないのです。これについては幾つかの霊言を出しましたが、「アメリカに全滅させられた守備隊長たちが、かなり天上界に還っている」という事実をみても、「自分たちが一日持ち堪えれば、本土が攻められるのが一日遅れる」と思って、本気で戦っていた人たちの心のなかには、やはり、多少、尊いものはあったのではないかと思います。

なお、「人類の三大 ”バカ” 事業」の一つとして、エジプトのピラミッドや秦の始皇帝の万里の長城と共に、旧日本軍の戦艦大和が挙げられており、それは旧大蔵省、今の財務省にも語り継がれています。確かに、戦艦大和自体は世界最大の戦艦でしたが、最後の海戦でも、その実力を発揮して敵の空母や戦艦を沈めることもなく、航空機を二十数機ほど落としたぐらいで終わってしまいました。

そのため、大蔵省主計局には「国家予算の無駄遣いにしかすぎなかった」「単なる鉄の屑になっていった ”海に浮かぶホテル” にしかすぎなかった」というように見えたのかもしれません。しかし、戦艦大和は最期、山口のあたりから、護衛機の一機もなく、単身、沖縄に乗り込んでいこうとしていたのです。

もちろん、これが無謀な作戦であることぐらい、みんな分かっていたことでした。さらに、片道燃料で向かっています。「沖縄の浜辺に自ら乗り上げて砲台となり、敵艦隊を撃って、沖縄の人を少しでも護りたい」という気持ちで行った三千人の乗組員たちがいたのです。

ところが、戦艦大和は、枕崎から二百数十キロぐらい離れたところで、敵の航空機からの攻撃によって撃沈されています。三千人の乗組員たちは、沈められることを知っていたはずです。また、そこには軍の強制力が働いていたかもしれませんし、外国からは、天皇陛下を現人神として戦ったことが、独裁君主による横暴のようにも見えたかもしれません。

ただ、沖縄の人々の四分の一が殺されるような戦況でもあったので、「一矢を報いないではいられない」という純粋な気持ちもあったのではないでしょうか。やはり、尊い気持ち、「武士の魂」はあったのではないかと、私は思います。

それが無駄なことであって、生き長らえたほうがよかったと言い方もできるかもしれません。しかし、そういう戦いの精神が、最後は、アメリカ軍に本土上陸を思いとどまらせた一つの要因にもなったのではないかと考えられます。アメリカ軍は、南方戦線での激戦や沖縄戦等を見て、「日本本土に上陸すれば、自国の兵が百万人は死ぬ」と考えて、その前の段階で止めてしまったところもあったと思うのです。

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(私文:バラフライ・ヘッド)
バタフライ・ヘッド、とかバタフライ・エフェクトという言葉は、興味深い言葉だと思います。もし一匹の蝶の羽ばたきがなかったなら、世界の気候が変わらなかった。一匹の蝶の羽ばたきが、世界の何かに影響を与えることもある。といった意味だと思います。人が何かをすれば、その効果として世界は必ずどこかで少しは変わっていくものだということだと思います。私はこの言葉が好きです。この私の投稿が、どこかの誰かに届くことを願って、頑張っていきたいと思います。

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。
是非とも、大川隆法総裁先生 書籍・青銅の法 を読んで下さい。


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