見出し画像

【M−1】松本人志の「代打」審査員予想(ほぼ希望)


はじめに

 松本人志が訴訟準備のためにテレビから姿を消し、はや数ヶ月。復帰は来年になるとか…。寂しい気持ちももはや馴れで消えてしまったという人も多いのではないでしょうか。
 そこで思うでしょう!「M−1グランプリ2024の審査員はどうなるんじゃ!?」と!こちとらこれをずっと考えっぱなしですよ!まだ五月なのに!
 そもそも松本人志がこうなる前から「ポスト・ダウンタウンは誰か?」という問いは大好物でした(インターネット上のテレビ好き・お笑い好きがその話題をしているのをコッソリ覗く程度でしたが…)。それでついに我慢しきれなくなって、noteに書き込むことにしました。これは排泄行為。排泄行為ですし、私はただの薄っすらお笑いファンなので厳密な考察とかはないです。ただの希望をつらつらと書かせていただきます。ご容赦ください。
 尚、本稿では僕の語彙力の限界から「代打」という言葉を使っていますが、これが適切かどうかは分かりません。松本人志がM−1の審査員席に帰ってくるかが分からないからです。また全ての芸人さん敬称略です(書きやすいので)!重ねてご容赦ください。

予想(希望)!

①太田光(爆笑問題)

 いや〜アツいでしょう。太田光は。立川志らくの引退の時、下手したらその前から、かなり名前が出されてますよね。
 松本人志との入れ替わりとなれば、やはり求められるのはそれなりの。また、漫才師としての世間一般的なイメージや実績。爆笑問題はダウンタウン以上に現役でネタをやり続けている漫才師ですし、格・知名度も東京漫才師の中では誰にも引けを取らないでしょう。
 プラスで、これはよく言われることなのですが、「関西と関東の比率」という観点があります。松本人志は言わずもがな大阪ですが、2023のM−1は立川志らく→海原ともこの人事があったことにより関西比率が上がっています。そのため、「松本人志の席が空いたとはいえ、必ずしも大阪の漫才師が選ばれるわけではないのでは…?」と踏んでいるのです。
 しかし、太田光は「M−1の審査員はやらない」と明言している芸人の一人であります。ここをどう僕の妄想が打開するか。これはもうひとえに太田光の「男気」に賭けるしかないでしょう。今は松本人志不在という番組にとっての大ピンチです。ウエストランドのM−1優勝がタイタン・太田光を大変喜ばせたのですから、そんな"意味のある"番組、賞レースの窮地をどうにか、どうにか救ってはもらえないかということですよ(僕は何様なのか)!審査員を断る理由をとってもお笑いに熱い男ですから、是非ともこの機会に一度だけでも引き受けてほしいものです。

②粗品(霜降り明星)

 これはもしなったら相当なバッシングがありそうだと思いながらも、大穴狙いで言っています。
 まず考えられる批判が、純粋に若すぎるだろうということです。というか、考えられる批判はほぼこれしかないです。さきほど「格」について述べたばかりですし…。
 これに関して、個人的な希望ではあるのですが、【はじめに】で「ポスト・ダウンタウン」の話をしたように、次の審査員は「松本人志よりも歳下であってほしい」願望があります。芸人の健全な新陳代謝があってほしいという意味もあります。が、M−1に限って言うならば、シンプルに「ネタが伝わってないな〜」と思うことが多いからです(これは恐らく世論だと思います)。2023真空ジェシカのツカミ「呪物」に関して博多大吉が「おそらく呪術廻戦のネタなんでしょう?」と分析した時は驚きました。博多大吉なんて、まだまだ若い方だというような気持ちでいたのに、彼すら真空ジェシカの“文脈”を理解できないなんて…と、ここまでくると軽い絶望です。上沼恵美子やオール巨人が引退の際に語ったように、M−1にはもっと若い審査員が必要なのです。
 若い審査員という点でもそうですが、「格」という点でも正直松本人志と遜色ないでしょう。さすがにそれは言い過ぎだと思われるかもしれませんが、自身のSNSやYouTubeは超人気、することなすこと全てが話題になり、テレビタレントとしても一流、漫才含めた賞レースの戦績も言わずもがな…。松本人志と比べても格落ちしないと言えるでしょう。間違いなく現代の若手No.1です。松本人志が初めて審査員席に座った時に彼も30代だったわけですし、個人的には全然アリな采配だと思います。
 また、粗品はM−1審査員に関してはかなり前向きな姿勢を見せています!彼のYouTubeチャンネルで審査員のオファーについて触れ、「辛口で」などと審査の方向性などについても語っているのです。「新M−1」になってから点数のインフレも激しいことですし、彼の歯に衣着せぬ審査が文字通りの"新時代"を作ってくれることを期待したいです。

③大悟(千鳥)

 テレビに多くの冠番組を持つことから「ポスト・ダウンタウン」の筆頭と名高い千鳥。漫才師としてもバリバリ現役ですし、人気を考えても格落ちはしないかなと思います。M−1で優勝していないという弱点はありますが、優勝していなくともその後の功績から審査員になることはナイツ・塙宣之で既に可能になっているわけですから、考えなくてよいでしょう。十年以上前に上方漫才大賞も受賞していますしね。
 ただこの、「過去のM−1を支えた関西漫才師」という属性の芸人は、他にもたくさん考えられるから難しいんですよね。パッと浮かぶだけでも麒麟・川島明笑い飯(これは両者とも有り得る)、NON STYLE・石田明などがいますね。石田明に関しては2023敗者復活戦の審査員をしていますし、笑い飯・哲夫も決勝審査員経験者です。じゃあなぜ、千鳥の大悟を選ぶのかと言われれば、やはりそこに松本人志の影を見ているからなんですよね。「漫才の大会の審査員」という側面だけで見れば、正直大悟よりも川島明、哲夫、石田明の3人の方が適していると思います。しかしこれが「松本人志の席」というのだから話は別です。視聴者の目も「松本人志の代わり」として見るわけですから、タレントとしてのTV露出度がかなり大きく影響するのかな〜と思っています。漫才師としての格と、タレントとしての格。両者のバランスをとった人選が成されるのではないかな〜、と勝手に思っています。

④若林正恭(オードリー)

 まず、オードリーがかなり「天下」に近いということを語りたいです。急に何だよって思われるかもしれないんですけど、オードリーってすごくないですか?まず、漫才の評価はもはや確立されていると言えますし、テレビでの活躍も言うまでもありません。で、『オードリーのオールナイトニッポン』は武道館、東京ドーム。マクドナルドとコラボしてる。こんなの、一個の天下でしょう。
 で、さらに僕が熱弁したいのは若林正恭という男のカリスマ性なんです。小説を書いて当てて、星野源とセッションして、Creepy Nutsに曲を書かれて、髙橋海人演じるドキュメンタリードラマの主役になって…。今他にこんな芸人がいますか?非吉本で(つまりはその時のお笑いの王道でない立ち上がりから)、この人気。ちょっと影のある、所謂ワーキャーでない所も含めて松本人志的だと感じます。「格落ちしない」ことが条件だと再三述べていますが、若林正恭はその観点から見てもかなり"アリ"だと思いませんか!?
 ただ、『あちこちオードリー』などにも見られる傾向として、本人が自分のことをかなり年寄りだと認識しているんですよね。自分を過小評価していそうなタイプである気はするので、審査員という大役を買って出るかと言われると、なかなかどうだろう、といった具合です。

⑤野田クリスタル(マヂカルラブリー)

 いや〜…さすがに無いですかね?M−1、R−1の2冠を獲った時は「ネクスト松本人志」なんて取り沙汰されて、松本本人もイジったりしていましたが。
 それなら粗品の方が適任じゃないか!と思われるかもしれないんですけども、野田クリスタルは審査員としての経験が段違いなんですよね。M−1でも2023敗者復活戦の審査員を務めましたし、数年前からR−1、THE Wでの決勝審査員を務めています。これを加味すると、(芸歴的にも)粗品より先にオファーが回ってきてもおかしくはないのかな〜…と思います。正直、松本人志と比べても、上述した芸人さんたちと比べても、格落ち感は否めませんが…。

おわりに

 長々と妄想を垂れ流してしまいすみません、ここまで読んでくださった方がいるのかどうか…。度々申し上げますが、これらは全て予想という名の希望にすぎませんので、あしからず…。
 僕の友達に「M−1はネタ以外全部飛ばす」と言っていた人がいました。そういった方たちに審査員にも目を向けていただいて、M−1というコンテンツのさらなる面白さが伝わりますように…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?