037\\\ 第 3 の 眼 を 開 か せ る(もう少し解説する編)
前回の続きです。第3の眼を「自然に」開かせるためには、肉眼の両眼を使わないということでした。いつも使っているものを「使わない」にすることで、逆にいままで閉じていたものが開いてゆくということです。これは自然ですよね。
第3の眼を開かせるメソッドは世界中にはたくさんあります。ひたいに意識を集めてなんだか呪文を唱えるとか、師匠の指先を生徒のひたいに指先を当ててエネルギー振動を送るという方法とか、特殊な草をここに当てて穴のようなものを開くのをうながすとか、いろいろあるようです。
このような「見えないエネルギーを目覚めさせる」ために、とても多いのは「使わない」というメソッドはかなりあるものです。一種の禁欲状態にさせることで、それまで閉じていたものが開くというものです。
呼吸法にしても、息を止めて体内で圧縮させる技法を使うことで、体内気圧が強まって濃厚なエネルギーに変わりますし、肉眼の両眼を使わないようにしてゆくことで、必ずその反対の何かが開くというものです。
両眼の肉眼を使わないようにして、試しに、今まで観ていたテレビの番組を見てみましょう。眼は開けておこないますから、いくら両眼の肉眼を使わないからといって、目の前が真っ暗になることはありません。
両眼の肉眼を使わないことで、今まで見えていたものとは違う「何か」が感じられるようになれば、まずまず効果は出ているかと思います。しかしこのあたりも個人差がありますので、「どのように見えればいいのか」という正解はありません。とにかく「今までとは違うもの」が感じられるかどうか?なのです。
目の前の空間を見てみましょう。普通は空間や空気などは見えません。その見えないものが見えてくるようになれば、第3の眼がうっすらと開いてきていることになるかもしれません。
そして目の前に向けて自分の息を吐いてみてください。空間の中に自分の息を吐くわけですから、通常の肉眼では「見えない」ことになっています。しかし肉眼を使わないで、第3の眼で見れると、自分の息は「見える」ようになります。
それはやはり、目の前の空間と自分の息とは、まるで違うものだからです。自分が吐いた息はイキモノです。目の前の空間は単なる空気です。この違いです。第3の眼で見えるものは、イキモノ波動としてのものなのです。
両手を目の前に出してみましょう。そして、自分の吐いた息が両手にかかるようにしてください。これはつまり、自分の両手に自分の息がかかって息に包まれている状態になっていますが、そして、これが「見える」かどうか?
さらに、自分の吐いた息が地面(床)に降りて、地面(床)に自分の息を敷いたような状態にしてみてください。通常の肉眼では、自分の吐いた息を地面に敷いても、そんなものは「見えない」ものですが、両眼を使わないで第3の眼が少しでも開けば、「見える」ようになります。
これは、「自分の出した息」に対して、「見える」か「見えない」か、の話しですから、変なオカルトの世界とは違います。自分の息がエネルギーとして感じられる(見える)ようになると、この感覚をもっと活かしたり、実用的に使えるようにもしてゆけるものです。
気のエネルギー、オーラ体、意識のカラダ、などの原材料といえば、自分から出る「息」ですから、まずはこのあたりのところからトレーニングしてゆけば、自分のエネルギー体を養ってゆける、というものです。
気のエネルギー、オーラ体、意識のカラダなどは、普通では「見えない」ものです。それを「見える」ようにすることが、第3の眼のトレーニングなのです。それは(何度も言いますが)、両眼の肉眼を使わないことで開いてゆけるというものなのです。
今回は、自分の第3の眼で、自分から出した息を見るという練習のお話しの「もう少し解説編」でした。また次には、「もっと解説する編」を書いてみますね。
★呼 吸 法 ワ ン ダ ー ラ ン ド///★