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096\\\ Dragon in the Earth (エネルギー源は地中に棲んでいるんだ)

「呼吸」というエネルギーは、呼吸=空気 と思われがちなので、空中にただよう空間のようなところがエネルギー源のように思えますが、実用的には、まだ空中にいる空気にはたいしたエネルギー量も質もありません。


なぜなら、まだ出来立ての1気圧の空気ですから。小学校に上がりたての子供くらいのレベルなのです。もっと熟成させて濃厚にさせて、強い気圧の空気になっていただかないと、こんな空気を取り入れても思うような元気にはなれません。


生成りの、ただの自然な空気のままでは、まだ「呼吸」のためには使えないものがありますので、ここで「人」が入って、空気に手をくわえます。


欲しいのは気圧なのです。たとえていえば、お風呂(プールでも)の中に空気の入ったボールを沈めようとしても、空気は軽いですから、いくらチカラをこめてお湯(水でも)の底に留まらせることは不可能です。


プカ~ッ・・・とすぐに浮き上がろうとしてきますね。この浮いてくる・浮き上がってくる原理が「呼吸」のエネルギーです。お湯(水でも)の底から空でも飛ぶようにウワ~ン・・・と、勢いと共に昇ろうと浮き上がります。


これが「呼吸」のエネルギーの原点です。気のエネルギーです。お風呂(プールでも)の中に空気のボールを沈めるイメージで説明すると、分かっていただけるみたいですね。


そのイメージが理解出来ましたら、日常の中にはそんなにどこにでもお風呂やプールはありませんから、その「原理」だけを使って、他の場所でそれをおこないます。


今あなたがいる、地面(床でも)に対して、イメージで作った空気のボールを両手に持って、それを地面の中に、沈めてゆきます。イメージでね。真下に沈めて、両足の真下あたりに沈めてゆきます。息は吐きながらでおこないます。


すると、沈めた空気のボールは軽いですから、浮き上がって出ようとしますから、それを「呼吸」のエネルギー源に使うのです。


エネルギー源は地中に棲んでいるんだ。このページのタイトルでしたね。本来は軽くて行き場の無い空気です。1気圧の空気にはたいしたチカラはありませんが、このように使えば、チカラの源を生んでくれる空気になってくれます。


誰かといっしょに「呼吸」のための集まりをするという時、みんなの意識を地面や地中に集めておこなうと、良い効果が出るかと思います。焚火にあたるように、地中のエネルギー源にあたりましょう。


もちろん誰かがリーダーになってくれないと、ただ地面や地中に意識を集めただけではなにも起こりませんが・・・。


この地中(地表も含みます)にエネルギーの存在感を感じる感覚がわかってくると、今度は、身体の動きの時にも使えるエネルギー源になりますので、作りたい身体の動きに応用が出来るようにあれこれスタイルを考えながら、このエネルギー源を使ってゆけるようにいっしょに考えてゆきませんか?

「呼吸」の作り方。Dragon in the Earth 

「呼吸」のつくり方。

・~ 薔 薇 の 呼 吸 ~・

この『薔薇の呼吸』をいちばん素晴らしい「呼吸」といたします。
薔薇を宇宙と見立てた「呼吸」なのです。

しらのゆきひと///呼吸のデザイナー

アメブロにも書いてます

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