まるいオーラの気のレッスン《その8》
気のエネルギーで長生きするためには?
まるいオーラの役目とは、外空間に漂っている「気」の粒子を集めること。アンテナのようにです。
まるいオーラにたくさん気のエネルギーが集まるようになれば、仙人仙女のように不老不死まではいかなくても、オーラ若返りになります。必ずです。
わかりやすくスマホで例えてみれば、充電が減った状態が老化です。充電がたくさんある状態が若返りです。なんてとても簡単な説明をしてしまいましたが、これはスマホだからたとえられることですが、人間のカラダでは言えません。
なぜなら人間のカラダでは充電というのは本来出来ないことになっているからです。それは、生まれた時に母親から充電された「先天の気」というのがありまして、外に生まれ出てからはもう死ぬまでは減る一方だからです。
先天の気というのは充電出来ません。充電不可です。残念なことに。エントロピーの法則がここで成り立ってしまっています。
先天の気があるのですから「後天の気」もあります。これは日々の食事や健康法や睡眠からいただくだけのものです。後天の気とは、後付けの気・外付けの気です。
それにこれは増えないのです。増えないというか、その日に取り入れた生命エネルギーは、その日くらいにしか持たないので、全体的に見れば、日々毎日が老化に進んでゆくということです。
もう、その日を生きるだけで精一杯の後天の気なのです。
そうやって日々を生きて生きながら、病気になれば病院に行って治療を受ける。元気が無くなればちょっと栄養のあるものを食べる。疲れたから早く寝る。余裕があれば長期休暇で疲れを癒す。というのが後天の気の世界です。
そんな日々を送り、たまには楽しいこと考えたり夢の実現のために脳内のエネルギーを養ったり、などなどをしながら先天の気と後天の気を減らしながら生きているのが普通の人々の実態です。
普通の人々は、気のエネルギーを自分の身体に取り込むなんていうことはほとんどしていません。そんなことをしている人がいるなんて知らないでしょうし、そんなことを出来るなんてことも知らないと思います。
せいぜい気功療法とかヒーリングなどというところに行って、気功師やヒーラーから気を送ってもらうということぐらいでしょう。つまり患者さんとしての気のエネルギーとの出会いですから、これで気のエネルギーが増えるということはありません。
そもそもオーラや「気」とか言っている人は、ちょっと不思議なことが好きな人ですから、そうそう一般の人たちの中にはいないものです。
オーラや「気」というのは、機械で作り出すことが出来ないものです。人間だけが生み出すものです。オーラや「気」はイキモノであり生命エネルギー源です。それはコンピューターでも作れません。
それに、オーラや「気」というものは、無尽蔵に出せるものでもありませんから、多人数にいっぺんに送るとかいうことは無理です。そんなことをしてたら気功師たちは早死にします。現にそういう方々(ヒーラーや健康法指導者たち)は早死にしているものです。
気功師たちは職業として収入を得るためにおこなっているので、早死にしてもしかたありません。人助けといいながら自分の気のエネルギーを患者さんたちに切り売りしています。そうして喜ばれているのです。
しかし早死にします。原因不明でお亡くなりになる人が多いとも聞いています。つまり「気の老衰」ということです。
気のエネルギーを感じられる人は長生きが可能?
それで、このような気功師やヒーラーや健康法指導者たちとはまったく逆の生き方をしている人々が、不老不死の身体を目指す仙人仙女たちです。
本場中国でも気のエネルギーを使って他人の病気治療はしてはならないという教えをしているところもあるようです。
仙人仙女はまさか自分の気のエネルギーを使って病気治療なんかはしないのですから、若返りをしているのが分かるような気がしますね。
気のエネルギーを自分の方にたくわえて浪費させない生活をしている人は早死にもしないのです。早死にの逆は長生きです。気のエネルギーはオカネと同じで使えば減るし、蓄えれば増えます。
外空間の中には「気」の微細な粒子がたくさんあるのです。しかしそのままの状態ではなかなか「気のエネルギー」があるとは感じられないものです。
空間をただよう「原初の気」は、あまりにも微細すぎます。それでも「まるいオーラ」というアンテナ受信機を通してならば、感じられるかもしれません。
アンテナ受信機能が働けば、取り入れた気のエネルギーの濃度を強めたり気圧を圧縮させてくれますから、気を感じられるくらいにはなります。
しかしそれでも「感じない」「よくわからない」という人は、外からの気のエネルギーをはねつけてしまっています。あるいはいっしょにレッスンをおこなう場や人々との相性がよろしくないのかもしれません。日頃緊張ばかりしているのかもしれません。
もし「気を感じられる」という人どうしで、ふたり以上でレッスンをおこなえれば、その場の気のエネルギーの量や質は掛け算で増量することになるものです。
ですから「気のエネルギーで若返りを目指したい」場合は、気の相性が合う人たちでおこなうのが最高なのです。
気のエネルギーを感じられない人が集まっておこうなのは最悪となります。それは、感じられない人にとっては「気なんか無い!」ということになるからです。こういうのをマイナスの気と言うのでしょうね。
感じられれば「有る」し、感じられなければ「無い」というものです。本当にオーラと「気」は、主観的な感覚として存在しているエネルギー源なのだとつくづく思います。
前のページにも書きましたように、気のエネルギーを感じられない人に対して「感じられるようにしてあげる」というドリルはありません。感じられるまで何度も通うようにしていただくしかないと思います。
まるいオーラの「中心」に「気」を集めて養う
自分のところにたくさんの気のエネルギーを集めて、それで不老不死でも不老長寿でも若返りでもしたいな。出来ることならそうなりたいなという人はきっとたくさんいらっしゃると思います。潜在的には。
しかしなぜか、このようなことはあまり世の中には広がらないようになっています。それはおわかりになりますよね。需要と供給とのバランスです。需要がもし多すぎてしまうと供給する人たちが早死にするからです。
気のエネルギーを自分のところに集めてくれる役目をしてくれるのは「まるいオーラ」です。気のエネルギーを自分の本体である「肉体のカラダ」に取り入れる前に、まずはまるいオーラに先に呼び込む、という順序でおこないます。
そこで、よく知っておく必要がある「秘密の技法」があります。それはまるいオーラには「円周」と「中心」があるということです。
円周に集めた「気」は「外」に働かせて「外」に使うための気のエネルギーのタイプとなります。遠心力の「気」です。
そのおかげで自分の意識も「外」へと向かいやすくなります。ですからこの気のエネルギーは蓄えらません。
まるいオーラの「中心」に集めた「気」は、自分の「内」を養うための気のエネルギーとなりますので、蓄えられる「気」です。まるいオーラの中心と自分の身体の中心は「同一な中心」です。
仙人仙女たちが不老不死のためにおこなう『胎息』という呼吸法はまるいオーラの「中心」に蓄える「気」です。
中心に集められて蓄えられた「気」は外に向けては働かないタイプのものです。純粋に自分の生命エネルギーのために使われるものとなります。こちらを「内気(ないき)」といいます。
仙人仙女たちというのは、当然ですが、外に向けて働いたり、会社を経営したり、家族のために犠牲になって労働なんかはいたしません。
イキル「気」とつながるのが仙人仙女にとっての全財産となりますから、一般の価値観とはズレています。すでにもう、自分の内側に一番求めていたものが手に入っているものがありますので、それはそれでもうよろしいというわけなのです。
本日も とてもよくできました!
また次回も お楽しみに!