#24 戦争と文化
こころとからだを調える整体師のミホコです。
自分らしく共に生きるをテーマに
おしゃべりするPodcastラジオ
「The Rainbow Connection 」
第24回は、東京新聞のインタビュー記事を通して考えた「戦争と文化」についておしゃべりしていきます。
79年前の8月に広島や長崎に原爆が投下され、敗戦を迎えた8月は、特に平和に思いを馳せる月でもあります。
今日から2学期がスタートする小・中学生もいますが、この時期18歳以下の自殺が増える傾向にあるそうです。
親御さんは、子どもが発するサインを気をつけて見てあげてください。
☆ひまわり
映画「ひまわり」と言えば、戦争によって引き裂かれた男女の悲しい物語。
映画の中に出てくるひまわり畑は、21世紀の今、戦争が行われているウクライナにある。
ヘンリー・マンシーニの悲しくも美しいメロディは心に響く。
そんなわけで、このノートの見出し写真は、ひまわりである。
☆戦争と文化
有形、無形にかかわらず、文化は
戦争によって奪われたり壊されたりしていく。
Podcastに出てくる
焼け野原でピアノの調べを聞いていつか自分も弾きたいと思った方は、「平和だからこそピアノが弾ける」と仰った。
本当に平和だからこそ文化は発展するし、
人々の心は豊かになっていく。
逆に、文化を大切にできない社会は、人々の心が荒み始め、平和から戦争に向かっていっている指標となるように思う。
今の日本社会、果たしてどうだろうか?
教育や伝統芸能などの文化に予算はついているだろうか?
食文化を支える食料自給率は
どうなっているだろうか?
安全保障とは、決して軍事力をあげることではないことを訴えたい。
戦争の最中人々の心に希望をあたえてくれたり、戦争から人々を立ち直らせるきっかけを
与えてくれるのは文化だということを、
歴史から思い出したい。
☆心を耕す
なにかストレスを抱え、心が疲れてしまっている方々も多いと思う。
そんな時は何か文化に触れることができたら
いいかもしれない。
生きる喜びや楽しさ、面白さを
思い出すきっかけになるかもしれない。
文化は英語でカルチャーCulture と言う。
耕すと言う意味のCultivate が語源と言われてまいる。
心を耕して潤いを与え
生きる力を取り戻せればと願う。