【訃報】修斗フェザー級の新星・CHAN龍が減量の末に急逝
プロ総合格闘家であるCHAN龍選手(本名:岩本龍弥)が急逝しました。
CHAN龍選手は、7/23に行われる修斗公式戦の前日計量に無断欠席し、出場権を剥奪されたのですが、その時は既に亡くなっていたようです。
まだ21歳の若い選手が、なぜ急逝したのでしょうか。
その原因は、過度の減量にあったようです。
過去に計量オーバー
2023年7月23日(日)、東京・後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5」に向けて、22日に都内で公式計量が行われました。
しかし、CHAN龍選手(MMAZジム)は、この計量に「無断欠席」してしまいました。
彼は2022年度の修斗フェザー級新人王であり、将来有望な選手でしたが、計量を無断欠席したことにより出場権を剥奪されることとなりました。
CHAN龍選手は以前にも問題を起こしており、インフィニティリーグ2023フェザー級の3月大会のリーグ初戦で計量を1.7kgオーバーして失格となった経緯があります。
原因は過度の減量か
CHAN龍選手さんは徳島県徳島市出身で、MMA Zジムに所属していた総合格闘家でした。
彼の戦績は8戦6勝1敗であり、2022年にはフェザー級新人王に輝いていた才能ある選手でした。
後日の報告によると、CHAN龍選手が減量中に亡くなっていたことが明らかになりました。
まだ、具体的な死因については明らかにされていませんが、おそらく減量が彼の健康に影響を与えた可能性が考えられます。
格闘技界では最近「水抜き」と言われる減量方法が流行っていて、一日に4〜5kgも落とすことができるようです。
この方法なら、計量日のギリギリでも体重を落とすことができます。
とはいえ、身体中の水分を急激に失うことになるので、当然ですが人体に良いわけはありません。
最近、計量オーバーする選手が増えてきていますが、この水抜きに失敗しているんだと思います。
K-1の元世界王者の魔裟斗さんがYouTubeで、日頃から減量を意識してトレーニングしないと、絶対に身体に良くないよ、と言っていました。
格闘家にとって減量は切っても切れないものですが、命を縮めてしまっては意味がありません。
私は格闘技が好きなだけにこういうニュースは心が痛いです。
謹んでお悔やみ申し上げます。
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