【新】徹底解説!『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』
今回徹底解説するのは……アニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』(以下、『いもいも』)。2018年10~12月に放送された作品です。
巷では作画崩壊にばかり注目が集まっていますが、それだけではもったいない!
私たち「ヒャクパーセント・ツールズ」は、ストーリーやキャラ、設定などを様々な角度から分析しました。クリエイターのみなさんの創作・制作に役立てば幸いです。
【導入】『いもいも』って何?
三葉「『いもいも』の特集にあたり、まずは基本情報を確認してまいりましょう」
清水「承知しました」
三葉「本作は、ジャンルとしては『妹萌え』ということでよろしいでしょうか?」
清水「そうですね。もう少し広くみれば、『ラブコメ』、『ハーレムもの』ともいえます」
三葉「なるほど」
清水「また、主人公や主要キャラがラノベ作家という点で、『ラノベ作家もの』ともいえますね」
三葉「比較的類似性の高いアニメ作品としてはどのようなものがありますか?」
清水「そうですねぇ……『<妹萌え>×<ラノベ作家>』という点に着目すると……
・『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(俺妹)
・『エロマンガ先生』(Eマンガ)
・『妹さえいればいい。』(妹さえ)
あたりでしょう」
三葉「ふーむ。タイトルからして『妹萌え』感溢れるラインナップですねぇ……実妹のいる私にはなかなか手を出しづらい領域です……」
清水「リアルとフィクションを混同してはいけませんよ。リアルの妹はリアルの妹でかわいがる。そして、フィクションの妹はフィクションの妹で愛でる。これです!」
三葉「……承知しました」
<コンテンツ>
1:【新】徹底解説!『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』
※本記事
5:【キャラ分析】『いもいも』の氷室舞と『エヴァ』のアスカの比較人間学
7:【物語の仕組み1】秘密があるから距離が縮まる from『いもいも』
8:【物語の仕組み2】優れたあなたの秘密を知りたい from『いもいも』
9:【物語の仕組み3】秀才は天才に苛立っている from『いもいも』
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<登場人物紹介>
・清水:マスター・オブ・アニメ。毎年100本以上のアニメを視聴し続けて20余年。ちなみに、2019年冬アニメ(1~3月頃放送)の一押しは『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』。
・三葉:アニメ初心者。清水とは中学時代からの付き合い。最近見たアニメの中で一番面白かったのは、清水に勧められた『gdgd妖精s』。コロコロ最高!ピクピクとシルシルも最高!みんな最高!
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最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。
(分析:清水、三葉 / 文、イラスト:三葉)
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