見出し画像

33個目の『しつもん』

第三十三日目

昨日は、いよいよ「構成」についてお尋ねしました

文章でも、なんでも、最初に「設計図」が無いといけませんよね?
話す時も、実は人は無意識に「どの順番で話そうか?」と考えているものです

この意識が薄い人は、話が支離滅裂になりますが、
そういう人は「話が長い」(笑)
つまり、言いたいことが沢山あるのです!!
書けないという人が「書くことが浮かばない」と言っているのとは真逆ですよね~
「おしゃべり」な人は、十分に書く材料を持っているということなのです♪

さて、今日も、どんなことを書くのか?という事に、切り込んでいきましょう!!

今日の『しつもん』は

【あなたの「アイデア」は?】


です

文章には4つの種類があると言われています
1.論説
2.小説
3.随筆(エッセイ)
4.詩

おおまかな分け方ですが、我々が日頃文章と呼んでいるものは、この4つのどれかのスタイルになると思っていいでしょう
どのスタイルを取るにしても、かならず『アイデア』がそこには必要です

一つずつについては、また別の機会にお話するとして、
みなさんが「書こう」としているのは、この4つのうちのどれでしょうか?

きっと、1番の「論説(論文)」を考えられていることが多いと思います
日頃、我々が目にする文章は、ほとんどが「これ」です

論説とは、自分の考えをまとめて『説明』をする文章
いうなれば、自説である「アイデア」を披露するということです
いわゆる「ハウツー本」と呼ばれるものは、まさにそうです

〇〇は△△である!

とか

〇〇を△△しましょう!

というのが、あなたの「アイデア」の中核を成すものとなります
まず、これが無いと、「論説」は書けません

「自説」ですので、まさに『主観』のかたまり
あなたはどう考えているか? ということを「語ります」

ただし、事実を「説明」するレポートも「論説」の形を取ります
これは、極力「あなたの主観」は無くし、「客観的」に書かなければなりません
この場合、5W1Hのように、いつ、誰が(何が)、どうしたという
項目を『説明』するという「論説」となります

このように、主観が強く出る「論説」と、客観的事実を述べる「論説」があり、これを区別することは重要!
「本」を書く目的が何かによって、どちらになるかが決まります

前者ではあなたの「アイデア」が伝えることの柱となります
後者では、伝える目的があなたの「アイデア」の中核となります

「どんな出来事があったか?」という記録は「メモ」や「日記」となりますが、これらの「論説」では、先に述べた「どんな構成にするか?」が
「アイデア」となります

「アイデア」とは、あなたがこの世界に届けたい思いやメッセージ
そして、あなたオリジナルの「メソッド」や「ハウツー」
もしも、まだこれが無いとか、明確になっていないというならば、
ここが、最初の乗り越える壁となります

あなたの「アイデア」で、この世界を満たしていきましょう!!

今日は、ここまで

いいなと思ったら応援しよう!