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浦安鉄筋家族とは関係なく浦安に行った

・東京の江戸川区と千葉の浦安市との境目に妙見島という島というか中州みたいな部分があって、東京23区唯一の島みたいなことを言われており、WEBサイトの記事やyoutubeでネタにされたりしているのでちょっと行ってみたい。

・山本周五郎の「青べか物語」という昭和初期の地方の漁師町な浦安(作中では「浦粕」)の、荒っぽかったり小狡かったりする自然主義文学的な人々を描いた小説があり、青空文庫で読めるので一時期スマホでニュースとかSNSを見たくない時に浦粕を訪れどうぶつの森のように親しんでいた。方言の発音が聞きたくて映画も見たし。浦安はとっくに漁師町ではないのだけどちょっと行ってみたい。

・何年か前に街ブラ番組で、浦安の郷土博物館に漁師町だったころの町並みが再現されたエリアがあるのを見てちょっと行ってみたいと思ったことがある。

ちょっと行ってみたいが3つ溜まったので行ってみた。以下写真とキャプションです。

妙見島の南端。ゴミ収集車の基地
川べりに出られないので島内から島感を感じられない
妙見島内は土砂を積んだトラックが砂ぼこりをあげて何台も通り歩行者は歓迎されていない昭和の交通戦争みたいな感じ(知らないけど)なのでちょっと行ってすぐ帰った
青べか物語の作中に出てくる船宿のモデルとされる今も営業中の船宿
その隣の船宿の看板
昼はカレー。店名とは裏腹におばあさんがひとりでやっている静かなお店だった。ポークカレーがおいしい
郷土博物館の漁師町エリア
こんな感じのが2×4軒あって、中もちゃんと作ってある
ベカ船に使うフォントはこれ以外ないと思わせられる

浦安郷土博物館では漁業の町だったころ船橋の漁師とケンカしたみたいな話から、公害や水害でダメージを受けての産業の転換、オリエンタルランドさん、大規模な埋め立て事業のあとの住宅地化など地形まで大きく変わっていく歴史を資料とともに見ることができて楽しかったです。

いろいろあって新小岩で飲んで終わりです

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市田
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