夫婦関係を管理する(持続可能な夫婦のために)
夫婦関係、うまくいってますか?
僕は結婚して約7年半です。
結婚して3年間、僕は妻によくイライラしてました。
もちろん、妻も僕にイライラしてました。
でも、結婚して3年半くらいが過ぎた時に、ふと思ったんです。
「最近、妻にほとんどイライラしなくなった」
今は基本的にいつも仲がいいです。
小さなケンカをすることもほぼありません。
ケンカという衝突が起こる前に、だいたいを収拾できるようになったから。
ただ年2,3回、大きなケンカがあります。
今年もありました。
大きなケンカといっても、激しい口論(激戦)ではなく静かな衝突。意見の違いをすぐに解決できない状態です。
それぞれの人生で形成された「土台となる価値観」はやっぱり違います。土台となる価値観がぶつかったときはあいまいにしないで、ある程度衝突してます。お互いの意見が違うことを、しっかり認識します。
長くても3日以内には収拾させて、いつもの仲いい状態に戻ります。
僕が夫婦関係で大事にしていることが
「夫婦関係を管理する」です。
もう少し詳細にいうと、
①夫婦関係を管理する
②性差を理解して、尊重する
③自分を管理する
にわけられます。
僕は結婚以来、長期的な幸せを見すえた家庭づくりを探究してきました。
今回は「①夫婦関係を管理する」について紹介します。
管理する理由
夫婦関係は管理すべきです。
理由は、
①リスクが高すぎるから
・管理しないと壊れる可能性がまあまあ高い
・夫婦関係が壊れると、人生に決定的打撃を与える
②得られる幸せがかなり大きいから
夫婦という2人の人間は「特別な幸せ」を求めています。だからこそ、相手に要求しがちという面もあります。
たとえば相手に、こんな思いを持ちやすいです。
自分はこんなに頑張ってるのに、どうしてそんな態度なのか?
もう愛されていないんじゃないか。。
どうして自分のことを大事にしてくれていないのか。。
相手に対する期待が大きい分、
「期待に応えてくれない」と感じたときの失望感がとてつもなく大きいです。
失望感だけでなく、お互いに被害者意識をもってたりもします。
これは典型的な「夫婦のすれ違い」状態です。
みなさんは「男女という性差」を認識してますか?
もし、全然意識していないなら「夫婦のすれ違い」が起こっているかもしれませんよ。
特に男はすれ違いに気づきにくいから要注意!
夫婦の性差は大きい(例)
デスクワークをしていると、能力という面で男女の違いをそれほど感じません。
社会一般の男女だけをみていると、ジェンダー平等という言葉にもまあまあ説得力があります。
しかし、夫婦関係では「男女の性差」はすさまじく大きいです。
たとえば、
「荷物を持とうか?」という配偶者への気遣い。
荷物が軽ければ、夫(男)にはまったく必要ない気遣いです。
しかし、荷物が軽くても妻(女)にはこの気遣いが必要ですね。
夫は合理的に「自分で持てるし、大丈夫」と思う。
妻は情的に「私のことを気遣ってくれてうれしい」と思う。
こういう捉え方の違いが、夫婦生活では無限に展開されます。
僕は男なので、やっぱり思います。
女性(妻)の扱いは難しい。
他にも、たとえばサプライズ。
女性は、サプライズを喜びます。
でも、サプライズのピントがずれていることが結構あります。
僕が妻に行うサプライズは半分以上が不発です。。。
喜んでもらえるかなって、お金と時間をかけたのに・・・
女性の心は難しいんです。
他にもたとえば、
男は「勝利の方程式」とか好きですよね?
過去の成功パターンなどを参考にしてサプライズをやる。愚かな男は安易にこんな発想をします。
妻はそんなんじゃ満足しません。。
過去の事例よりも目の前の生きた妻をしっかり観察して、妻の気持ちを察する(ムズカシイヨ)。
さらに、サプライズにはお金がかかるので、妻は支出のほうをぶっちゃけ気にしていることもあります。
夫婦生活7年半やってますが、サプライズの運用はほんとに難しいです。
すれ違いは避けられない?
男と女の「捉え方・感じ方・考え方」には根本的な違いがあります。
それは、夫婦のような「理性的ではない関係」でモロあらわれます。
僕と妻は結婚して3年間はよくイライラしてました。
3年半すぎた頃からイライラがほとんどなくなり、いつも仲が良い状態になりました。
現在7年半がたちましたが、今でも「夫婦関係を管理する」を大事にしてますし、それでも小さなすれ違いっぽいことはあります。
ただ、夫婦関係が良好に深まっていくと
すれ違いはだいぶなくなります。
お互いの違いはそのままだけど、
微妙に相手色に染まりながら、
2人の調和が深まる感じです。
関係管理で大事なこと
夫婦関係を管理するにあたってまず大事なことは、
性差を理解する
すれ違いを感じたら、早めに対処する
です。
早めに対処するとは、
ある意味で、夫婦がちゃんと「大人の人間関係」を築くこと。
いき違い、思い違い、すれ違いなど、二人の間に違いを感じたら
①相手の思いや考えを確認してみる。
②自分の話をする前に相手の話を聞く。相手を否定することなく、しっかり受け止める。
③その上で、自分の思いや考えも伝える。
こういう「大人の人間関係」を夫婦の間に築くことです。
男は女よりも「違い」に鈍感です。
とくに夫は妻にしっかり関心をもって生活したほうがいい。
夫婦は近い関係だからと、
「何でもOK」「グダグダな関係」はよくないです。
親しい仲にも礼儀あり、です。
僕は妻の前でおならをしません。
鼻くそだって、ほじりません。
子どもの前ではやっても、妻の前ではしないように努力してます。
妻は僕にとって、VIP(very important person)です。
この前、韓ドラの「シスターズ」をみていたら、さらに的確な表現がありました。
MIP(most important person):世界一重要な人
妻こそMIP(世界一重要な人)です。
世界一重要な妻(夫)だから、普段から関心をもつ。
すれ違いを感じたら早めに対処する。
僕は男なので、夫のみなさんに頑張ってほしいなと思います。
夫が妻にしっかり関心をもって生活したら、それだけでも夫婦は前進するんじゃないかと思います。
僕は妻にイライラしていたときによく思いました。
「2,3年苦労して夫婦関係をよくできたら、その後の数十年はきっと幸せなはず」
人生は一回だけ。
長期的な視点をもって、目の前の夫婦関係を管理することを心からおすすめします。
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