辛そうな顔すんな、参加者のほうがきついんや。

はい押忍。前年度本庄〜早稲田100キロハイク統括や前年度男祭り副代表をやっていました。有澤慎太郎ばってんごわすけんたい。

実行委員目線の話なんてみんな興味ないだろうし、僕の自己満であることに変わりはないのですが拙筆にお付き合いいただければ幸いです。

実行委員やスタッフとは



100ハイ参加経験者の減少に伴い、100ハイがどういう組織によって運営されているかあんま知られてない気がします。なので軽ーく解説しときます。

実行委員は現役の昂揚会員(精神昂揚会じゃないぞ、「早稲田精神」昂揚会だぞ!)とその他昂揚会関係者から構成されます。

スタッフは昂揚会OBや界隈(早慶戦支援会、思惟の森の会、鵬志会、稲吟会)やガーディアン、便利舎の現役・OBOG、そしてその他有志(実委の友達とか昂揚会と仲良い人とか)から構成されます。

基本的に学ランを着ている人がスタッフで、腕章を付けていたら実委って認識でOK!

スタッフの種類も様々で、主に立ちんぼ、休憩所、ドライバー、歩行スタッフの4つに分かれます。

①立ちんぼ(大久保公園にいる綺麗なお姉さんたちじゃないぞ!):ルート上で参加者が道に迷わないように案内板をもってひたすら立つ仕事です。かなり大変。案内板に書いてることはほぼフィクション。

②休憩所:休憩所の運営のお手伝いをしてもらいます。ドリンク配ったりゴミ箱の前に立ってたりするぞ!

③ドライバー:車輛の運転を行います。大きな車輛も運転できてかっこいい!歩行中の参加者を煽ってくるぞ!

④歩行スタッフ:移動型の警備員。界隈の新入生がやります。タダで歩けてお得だね!歩行中にトラブルがあったらこの人たちに言ってね。


とまあこんな感じです。あまり知られていない運営の組織構造でした。

100ハイの思い出

ここからは参加する上で知っておくといい話や、運営の思い出をつらつら書いていきます。歩いてる時の暇つぶしにでも読んでくれたら幸いです。

あと運スタさんへ。
ゼッケンネームが下品すぎます。低俗な下ネタを量産して楽しいですか?笑
まあ単年度組織ですもんね笑 今年は期待してますよ笑


開会式の様子

①身寸米青必至!?激エロ交差点

2区に露梨子という交差点があります。これが「ロリっこ」と読めなくもないので、ここを通ると毎回少し盛り上がります。本当の読み方は「つゆなし」なんですけどね。歩行中に探してみて下さい。


②野戦病院かな?

1日目は歩いてる途中に日が暮れます。暗いので気分も落ち込みます。最後尾の人も日付が変わる前くらいには到着してください。夜は決して騒ぎながら歩かないこと!お兄さんとのお約束だぞ?


参加者は体育館に敷かれたブルーシートの上で寝かされます。多分西成のドヤのほうが寝心地がいいです。

汗や制汗剤や靴下が奏でるハーモニーの中で眠りにつきましょう。

たまにいびきがマジでうるさい参加者もいます。去年もいびきがうるさくて寝れないと苦情が入ってました。ガチで飛行機のエンジン音ぐらいうるさかったです。ぽっちゃり目の人、ヘビースモーカーの人は気をつけてください。


僕がいびきニキに対応していた頃、昂揚会の同期は喫煙所で女の子と仲良く喋っていました。許せん。


③グッド・モーニング!

朝の話は参加者の皆さんの体験記を読んでください。


2日目の朝、参加者は実行委員に荷物を預けることができます。(もちろん、1日目も預けることができるぞ!宿泊所とゴールで返却するから安心してね)

荷物を預けた後で、中に財布が入っているから返してほしいという女の子がいました。積み込んだ後だったので、返却できるわけもなくポケットマネーを2000円ほど渡しました。決してめっちゃ可愛かったからじゃないですよ。後日paypayで返金していただきました。その後、特に進展はありませんでした。


財布や携帯その他必要なものはしっかりと抜いてから預けましょう。


④二日目

4区は短いし歩いてて特に面白味もないです。

4区休憩所の所キャンでは所沢体育大会が開かれます。詳しく知りたい人は歩生の体験記を読んでね!


歩生の体験記はこちら↓ 

https://t.co/Vc5QearDCR

所キャンでは、菓子パンが配られます。甘いのであんま食べる気が起きません。でもしっかり食わないと死ぬぞ?


所キャンってまじで山の中すぎて、行ったことない人は普通に引くと思います。偏差値の差って残酷、、、


5区はとても長いです。嫌な気持ちになります。でも狭山湖と多摩湖の間の遊歩道から見える景色は結構好きです。



埼玉を抜け東京に入ると新青梅街道(ひたすら長くて、ひたすら同じ景色が続く道)を歩きます。


僕は地方出身なので新青梅街道の景色が結構好きです。

ロードサイド店舗の広い駐車場大好き!(てか東京ってジョイフルないよね)


ぶっちゃけここまで来ちゃえばリタイアも少ないです。まあ後少しやけんね。


最後に華の6区。長かった新青梅街道を抜け、新目白通りから早稲田通りに入ります。

「紺碧の空」や「都の西北」を歌いながら歩く人が多いです。当日までに歌えないと恥ずかしいオムよ。


早稲田に着く頃には、先頭集団は鬼気迫る勢いで南門通りを走り大隈老侯像へ殺到します。100ハイの醍醐味の一つだと思います。


100ハイに参加する意義とは、この6区にあるのかもしれません。

ここら辺はほかの参加者の方の体験記を読むといいと思います。実際に歩くと大隈講堂が普段の何倍も綺麗に見えます。




気になる人が多いと思うのですが、100ハイマジックなるものが存在するらしいです。(100ハイで一緒に歩いた異性とそういう感じになること)

というかありました。

友達が100ハイで仲良くなった子と付き合いました。


あとおしっこに行く前にはを水分補給をしましょう。脱水症状でやばいことになるンゴよ。



おわりに


昨年度の実行委員は100キロでの開催経験が全くなく、準備もガバガバで、前日や1日目の夜はOBと朝まで計画を詰めていました。OBの諸大兄方には感謝の念でいっぱいです。

僕は100ハイ中、右も左も分からないことだらけでひたすらガンギマっていました。当時青髪だったのですが、便利舎の同期のスタッフから、有澤の顔色が髪色より青くなっていると言われたのもいい思い出です。

100ハイは実委やスタッフだけでなく、沿道の地域の方々や稲門会はじめOBOGの皆様、大学の協力、そして参加者の皆さんのもとに成り立っています。関わっていただいた皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

話は変わるんですけど、去年の参加者の中にでっけぇ100ハイの旗を作っていただき、掲げながら歩かれていたご年配のOBの方がいらっしゃいました。言葉にするのは野暮なんですけどやっぱり早稲田っていいなと思う瞬間でした。

わざわざ金払って100キロを超える道程に果敢に挑む参加者は、シンプルにドマゾだし馬鹿だし最高に泥臭くてかっこいいと思います。間違いなく早稲田文化を守り、紡ぎ、創っているのではないでしょうか?

近年は参加経験のある早稲田生が非常に少なくなっています。「早稲田が好き」とか、「早稲田最高」とか「シアワセダ」と宣う早稲田生(と一部インカレの人たち)の中に100ハイ歩いてみたい!という人間はどれほどいるのでしょうか。
中には、100ハイの存在を知らない奴もいます。(そもそもいつ開催したの?って聞かれたこともありました。)
所詮「早稲田が好き」と言っている自分たちのことが好きなだけの輩なのでしょう。そんなのはただの国粋主義(校粋主義かな?)に過ぎず、愛国主義からは程遠いものです。
100ハイという経験を通して、みんなが愛「早稲田」主義者になればいいなーって思ってます。
キモイことを書きましたが、言いたいことは「とにかく歩け」ってことです。折角こんなキモイ大学(色々言われそうやけど、早稲田ってむっちゃキモいやん?いい意味やで。)に入ったなら歩いてみて欲しいです。

老害がグダグダと駄文を書き連ねてきました。ほんまごめん、まじで危機感を持った方がいいですね。ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

最後にこれだけ言わせてください。

一緒に早稲田の文化、紡いでみん?

ps 歩いてるときに聞いて欲しい曲
哀愁交差点/ジャパハリネット
深夜高速/フラワーカンパニーズ
ふっかつのじゅもん/sumika
ポラリス/ヒトリエ
Love Phantom/B'z
Train train/ブルーハーツ
人生劇場/早稲田大学第二校歌
歩兵の本領/軍歌
抜刀隊/軍歌

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