蛇物語百〜蛇にまつわる日本の昔話

蛇にまつわる日本の民間説話(昔話・民話・伝説・神話)をトークノベル形式でお届けするウェブコンテンツを運営しています。https://100grandma.com/ noteは、ウェブサイト更新告知用で考えています。

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最近の記事

日本昔話の異類婚姻譚成立ハッピーエンド蛇婿(入り)譚3選

日本昔話(≒民話)において、異類婚姻譚は、異類婿/異類女房かかわらず、またその異類の種類に関わらず、『異類と人間の婚姻は破局しがち』だと言われているようです。 そんな中でも少なかれ、異類と人間の婚姻成立ENDを粘り強く(?)語り継いだ人たちというのはチラホラいたもようです。 ここでは、「蛇物語百」でトークノベル化した蛇婿(入)譚のなかで、「異類と人間の婚姻が成立して幕引き」となったお話を紹介してみます。 奄美に伝わるお話。蛇婿は人間になるわけでもなく、山奥の立派な屋敷で

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      泉鏡花「海神別荘」を現代文化してチャットノベルにしています。(原文ママチャットノベルもあります)

      • 魅惑の「夜刀の神」伝承(常陸国風土記)と、角を持つ蛇のめずらしさ…

        「蛇物語百」を作ろうと思ったきっかけのひとつが、2019年の夏に手に取った神道の解説書籍で言及されていた「夜刀神(やとのかみ/やつのかみ)」という蛇神の伝承でした。 この時はまだ、日本の思想史や民間説話の文脈のことなどまったく知らず、(蛇婿譚や異類女房譚のことも知らなかったです。記紀神話の三輪山神婚譚についてはかろうじてうっすら認識していたくらいで) 古代の日本人が、「蛇」という動物をややも一方的に制定したという言い伝えが残っているのが非常に興味深く思われて、そこからズル

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          蛇聟:水乞型:姥皮ー旱魃を解決した蛇との取引で嫁に行くことになった娘、蛇を退治してその後流れ着いたお屋敷の息子と結ばれる

          日本昔話の主な「異類婚姻譚」―異類聟(婿)譚/異類女房譚/異常誕生譚~公開しました

          …と、石井正巳氏が著書「現代に共鳴する昔話 異類婚・教科書・アジア」で挙げられていた柳田國男のこの定義(太字赤線)が、今日を生きる現代日本人の使っている異類婚姻譚の認識が包摂されている感があって、一番適当なのかな…と思いました。 柳田はこのあと、「日本昔話名彙集」にてもう少し詳細に定義を行い、それがさらに後続の研究者たちによって細分化されていくようですが… (その過程で「異類求婚譚」「異類相婚譚」→「異類婚姻譚」という用語が生まれていく…らしいです。参考:同書p.18-1

          日本昔話の主な「異類婚姻譚」―異類聟(婿)譚/異類女房譚/異常誕生譚~公開しました

          「蛇物語百」公開&検索エンジンインデックスされました

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