黒執事 ソーマ、アグニ、坊ちゃん について 中編 ~5巻の考察~
前回の記事(前編)も読んで頂けると嬉しいです。坊ちゃんとソーマの関係性について考察しています。ネタバレNGの方は26巻まで(それ以降もちょっとネタバレ)を読んでから戻ってきてもらえると嬉しいです。
最近、黒執事の15周年を記念して、電子書籍も販売開始されました。
5巻 ネタバレ
色々と笑えるシーンも挟みながら、逆さ吊り事件は一件落着。
ソーマが探していたミーナという女性も見つかります。ソーマはこの女性がインドから英国に誘拐されたと思っていました。
しかし、実はミーナはマシな方を選んで英国に来ていたのです。
ミーナはそんなお花畑なソーマに対し、「馬っ鹿じゃないの?」(この場面、ミーナの顔が本当に馬鹿にした嫌な顔です)
執事アグニは主人ソーマにこの事実を隠したくて、ソーマを裏切っていたのです。つまり、本当にソーマを裏切ったわけではないのです。
事実を突きつけられたソーマを心配するアグニ。でも、ソーマは坊ちゃんやセバスチャンの影響で強くなっています。
アグニに対して思いやりのある言葉をかけ 「また俺の傍で 俺の執事でいてくれるか? アグニ」と問いかけ
アグニは「御意の ままに…」(ジョーアーギャー)と応えます。
傍は「そば」 執事は「カーンサマー」のふりがなが打ってあります。
ソーマとアグ二、仲直りです。
坊ちゃんとソーマの関係性を考察 5巻
ソーマは英国に来て坊ちゃんに会っていなかったら、いろんな事実(アグニやミーナのこと)を知らず我が侭なままだったと坊ちゃんに話しています。
つまり、坊ちゃんありがとうってことだと思います。
次の場面からは、
坊ちゃんはソーマにハグされるのを嫌がりながらも、それを受け入れている(と私は思っている)シーンなど
を読んで、また悲しくなりました。
その後、悪の貴族である坊ちゃんは警察に逆さ吊り事件を報告。
(アグニは逆さ吊り事件の犯人だけど、そのことは報告しない)
しかし、アグニは罪の意識があるため、自首したくて報告の場に出ようとし、セバスチャンと追いかけっこw
ソーマは大事な報告をしているなんていざ知らず報告の場に出ようとしますw
結局、2人とも報告の場に入ってきてしまい、坊ちゃんは警察に2人を紹介します。
友人と言って
2人に紹介するための嘘とも取れますが、この時点で坊ちゃんの中に、そう思う気持ちが少なからずあったと思っています。
そして、ロンドンのタウンハウス管理を任されたソーマとアグニ
ここから、26巻まで、ドタバタと明るい関係を深めていく坊ちゃんとソーマ。25巻から雲行きが・・・。26巻ではあんなことに・・・。
まとめ
この記事の続きも投稿します。めっちゃ中途半端に文章が切れてしまい、ここで次の投稿にもっていくか続けるか迷いました。
次の記事もよろしくお願いします。ここまで読んでくださりありがとうございました。