黒執事 ソーマ、アグニ、坊ちゃん について 後編① 25巻の考察
前回の記事(前編・中編)も読んで頂けると嬉しいです。坊ちゃんとソーマの関係性について考察しています。ネタバレNGの方は26巻まで(それ以降もちょっとネタバレ)を読んでから戻ってきてもらえると嬉しいです。電子書籍あります!
坊ちゃんとソーマの関係性を考察 まとめ
ここから、26巻まで坊ちゃんとソーマ、アグニはドタバタと明るい関係で、時には坊ちゃんを助けてくれる存在として登場します。
4巻から26巻、自分が思っていたより、坊ちゃんとソーマの時間は長いことがわかりました。
この記事を書くためにソーマ初登場回を探し、4巻で既に登場していたことに驚いています。
サーカス編では熱を出した坊ちゃんを心配し、
寄宿学校編では事件と関係なく楽しそうに坊ちゃんを助け、
青の教団編でも事件と関係なく、坊ちゃんを助けるために、アイドルを楽しんでいたソーマが
26巻であんな表情をすることになるなんて…
25巻 ネタバレ・感想
ソーマがアイドル活動をしたファントム・ミュージックホール。
このミュージックホールとアイドル活動は坊ちゃんの悪の貴族の仕事のためであり、ソーマが事件に関与させられたことに気づいたアグニ。ソーマは本当の目的(事件)を知らない。
アグニは坊ちゃんにソーマを危険なことに巻き込まないでほしいと頼みます。
坊ちゃん「わかった 二度と あいつもお前も 利用しない」
アグニ「そんな言い方をされずとも…! 王子は友人たるシエル様の力になりたい一心で」
坊ちゃん「僕はあいつを 友人だと思ったことなどない」
坊ちゃんは他にも手駒はなんでも利用するなど冷たい言葉をアグニにかけ、最後にはこう言い放ちます。
坊ちゃん 「それが嫌なら さっさと荷物をまとめて 国に帰れ」
セバスチャン「主人の安全が第一 アグニさんは執事の鏡ですね」
これらのシーンがフリであり、26巻で悲劇が起こるとは想像していませんでした。
記事を書くまで気づきませんでしたが、この会話がアグニと坊ちゃん・セバスチャンとの最後の会話なんですね。。。
坊ちゃんが写真を見られるのを嫌がったり、全部が26巻へのフリ。。。
25巻の最後の最後では、暖炉の掃除をしていた、アグニがその理由に気付きます。しかし、悲劇は止められず。。。
坊ちゃんの思い
ソーマのことを 友人と思ったことはない と言った坊ちゃん。
私はそうは思いません。出会って、最初こそそうは思っていなかったかもしれませんが、なんだかんだで友情が芽生え、
ソーマと坊ちゃんは友人になっていったと考えます。
手駒はなんでも使うと言っておきながら、ソーマとアグニのことは利用しないからもう国へ帰れと言っています。
つまり、突き放すようにして、危険な自分から遠ざけようとしているのだと思います。
本当に手駒でしかないと思っているなら、悪の貴族である坊ちゃんはもっと上手いことやってると思います。
27巻だっけな?(覚えてないです。すみません。たぶん、27巻以降です。)では
坊ちゃん「だから、僕に関わるなと言ったんだ!」的なことを言っていたはずです。
このセリフは、ソーマを大切に思っているからこその後悔だと考えます。また、これに関しては、次の記事にします。
まとめ
前編、中編、後編と読んでくださってありがとうございます!
後編も気づいたら後編①になっていました。
後編②もおつき合いお願いします。