シングルマザーのストーリー✨『事態は最悪』
離婚してから、家計を支えるために休む暇もなく働いていましたが、
10年以上も無理をし続けた結果
身体を傷つけ、とうとう悲鳴をあげ……倒れてしまいました。
入院時には、身体はパンパンに腫れ上がり、夜だけ上がっていた熱もずっと高温が続きました。
初見では、薬疹からの蕁麻疹と病名がつけられましたが、入院後、ステロイド投与を増やしても更に事態は悪化して蕁麻疹、浮腫、全身の強度の痒みも良くならずずっと氷で身体を冷やしていました。
その時には意識も朦朧としていました。
その後『スティーヴンス•ジョンソン症候群』かもしれないと言われ、入院3日目でパルス療法をすることになりました。
パルス療法とは、1000mlのプレドニン(ステロイド)を3日間で点滴する療法です。
通常では考えられないような多量の投与です。
ある意味、身体にショックを与えて減らしていくようなものです。
パルス療法の前には加藤Doctorから、この療法をすることでの副作用の説明を聞かされました。
ステロイドの副作用も免疫力低下や肝炎、糖尿病をはじめ色々とありますが、その中でも私が美容の仕事をしていることをDoctorは知っていたので、ムーンフェイスにも必ずなってしまうことを告げられました。
パルス療法は3日間で多量のステロイドを投与し、その後も徐々に減らしていくので、病状が回復したとしてもそれから減量していくのに何ヶ月もかかります。また、もし、減量の途中で上手くいかずに病状が悪化したら、再びステロイドを増やす療法をしなければならず、いつ終わるのかはやってみないとわかりません。
小顔メインのサロンの
オーナーエステティシャンが、
ムーンフェイスになってしまう現実を突きつけられました。
いつまで入院が続くのだろう?
お店はどうなってしまうのだろう?
不安は尽きず、さらに大きくなっていきました。