サザン・ビスケット(Southern Biscuits)
ツイッターに、うちの夫が作ったビスケットのレシピを書いたら、すごくたくさんの方にシェアされました。サンクス!
あちこちでマトメもしていただいて、今更な感はありますが(笑)、自分のノートにも(主にツイートを並べて)まとめておきますね。この記事の最後のほうには、追加した内容もあるので、ぜひ読んでみてください。
このレシピのいいところは、材料がたった2つでできちゃうことです!もちろん、バターを使ったり、粉をふるったり、バターミルクを使ったり・・・手間かけて作ろうと思えばいくらでも丁寧にできますが、このレシピでは、たった2つの材料をボウルでザクザクまぜて型抜きして焼くだけ。
粉とクリームの割合を1:1にするだけなので、1カップづつで少量つくってもOKとのこと。
簡単だけど、とても美味しく、しっとり、できあがります。
Self-Rising Flourが入手できなかったら・・・
応用編① Biscuits & Gravy
応用編② Strawberry Shortcake
ストロベリー・ショートケーキ、と聞いて、日本のお菓子屋さん定番の、あの繊細なケーキを思い浮かべてはいけません。
イチゴに砂糖をいっぱいかけてシナシナにして、激甘のイチゴをビスケットの上にいっぱい盛り、さらに、ホイップクリームをこれでもか!と乗せていただきます。
これも以前、紹介したこと、あります。
我が家でも、ときどき作ります。
アメリカのストロベリーショートケーキを、ビスケットで作るべきか、スポンジ(あるいはエンゼルフードケーキ)で作るべきかは、全米を巻き込む大論争ではありますが(大げさw)、私の知る限り、北東部では伝統的にビスケットを使うのが基本レシピと思われます。
アメリカのスーパーマーケットなら、どこでも、「ショートケーキ・カップ(Shortcake Cups)」なる、手のひらサイズの小さく丸いスポンジも売られています。
ビスケットの代わりに、このカップに甘々のストロベリーの砂糖漬けを詰めて、ホイップクリームを載せて、デザートにすることも、よくあります。
Biscuits と Scone の違い
日本語のYouTubeをみると、「スコーン」としてビスケットそっくりのものがよく紹介されてるようなのですが、ビスケットのような見た目のスコーンは、わたしの義母は、イングリッシュ(英国風)スコーンと呼んで区別してました。
アメリカでは、「スコーン」というと、Biscuitsより固めで、もっと乾いていて、パサパサボソボソな食感です。また、ビスケットの基本は生地が薄い塩味でプレーンな味なのに対して、スコーンには生地自体に甘味があり、表面に砂糖がかかっていることもよくあります。
さらに、アメリカン・スコーンは、カタチもたいてい下の写真のように三角形をしていて、ビスケットとは見た目からして違うことが多いです。
スコーンのレシピ:
アメリカで「Scone Pan(スコーン型)」として売られてるのが、そもそも、こういう形なのです。
このスコーン型の写真が紹介されてたレシピページ。レモンとバターミルクを使う。これもおいしそうです。
近く、スコーンも、つくってみよっと!Enjoy!