山種美術館「速水御舟と吉田善彦〜師弟による超絶技巧」
たとえば、ドラマ・映画・美術などのコンテンツに触れ感動したとき、この自分の中から噴き出し漏れてくる感情のマグマを何かに昇華させたいと思う。人に話したり、文章で表したり、ネットで同様の感動コメントを探したりする。
一方、深く感激をして心動かされたけれども、その余韻をいつまでも静かに味わっていたいと思う種類の感動がある。言葉で整理したり、表現して外に出すというより、
じわじわと自分のなかにその作品が染み渡っていくのを味わっていたい。
その作品に再び出会えたときに、「また会えた」