作図シート

プレゼンを100回やったので、わかりやすいプレゼンの作り方を図解します

けんすうさんがプレゼンのnoteかいてて、僕も書きたい!とおもったので図解します。

ちょっとまえなんですが、1年半ぐらいで大小合わせて100回のプレゼンをやるという、ミスタープレゼンマンになっていた時期がありました。

大きさとしては、100人を相手に2時間ぐらいのプレゼンが最大かなぁとおもいます。

みたひとに褒めてもらえることも多かったので、まあまあ良いプレゼンをしていたんじゃないかとおもいます!


てことでそんな僕が、わかりやすい話の構成について図解します。


結論から先にいっちゃうと、構成は『木』っぽくすると、めちゃくちゃうまくいきます。

「プレゼンで木を説明するとしたら?」という例えを出しながら、すすめていきます。


できるだけ2歳にも分かるように優しく、ひらたく解説しますぞ。



どういう話をするのかを先に伝える


プレゼンが始まったら、まず話の概要ゴール(目的)を話しましょう。

なんででしょうか?

たとえばですが、旅行するときに、旅の目的地点と、目的地までの道のりがわかっていたとしたら、だいたいこんな旅になるんだろうな~というのが予測できますよね。

プレゼンもそれと同じで、ゴールと大まかな内容が先にわかっていると、聞き手はすごく理解しやすいです。

逆に言うと、これがないと「どこへむかっているんだろう...」「なんのための話なんだろう...」と戸惑って、興味を失ってしまいます。


全体を3つにわけて説明する

そしたら、次は「内容はこの3つです!」といいましょう。

「ポイントは3つあります!」でもいいです。

なぜ「3つ」なのか?

これにはいろいろと深い理由があるのですが、かいつまんでいうと、とにかく人間は3という数字と相性がいい!という理由です。これは世界的に知られていて、いろんな人が言っているので間違いないとおもいます。グローバルでワールドワイドな理論です。ここは思考を放棄して、ただ信じましょう。

とにかく3つです!といっておきましょう。

僕は日常でも、3つです、3つです、と言いすぎていて、口癖みたいになっています。

あまりに言いすぎて、ある朝起きたら、横で寝ていた妻と娘に、

「寝言で『3つです!』っていってたわよ」「パパ、みっちゅ~」

と言われた経験がありませんし、妻も子供もいません。1人って寂しいね。


実際のプレゼンの中では、

1. 左の枝

2. 中の枝

3. 右の枝

みたいなかんじで、インデックスで見せていけばOK。かんたんですね。

それぞれの枝に、一言二言ずつ内容を説明をくわえてもいいです。


なんでこれをやるといいかっていうと、プレゼンの全容への理解が深まるので、伝わりやすくなるからですね。


同じパターンで掘り下げていく

「木の話をします!」→「枝が3本あります!」というかんじに粒度が細かくなってきました。

そうすると今度は、一本一本の枝の話にはいってきます。

枝の中でもやっぱり「葉っぱ1、葉っぱ2、葉っぱ3があって~」というふうに、枝全体がどういうものか先に説明してあげてからそれぞれ個別の説明に入るほうが伝わりやすくなりますね。

基本的には、「今この話をする理由」「話の概要」を先に伝える、というのはどの粒度でもやっていくと分かりやすくなりやすいです。


ときどき全体を思い出させる

細かい葉っぱの1枚1枚のはなしをしたあとには、「これは木について知ってもらうためのプレゼンですよ!」というのを思い出させてあげるとよいです。

『葉っぱの中の葉緑素が太陽の光を浴びてミトコンドリアが緑色で細胞壁が二酸化炭素を光合成してCO2の原理は相対的に考えると18世紀頃にイギリスでボンバイェ~!』

みたいに細かいはなしがつづくと、人間の脳は、それを理解するので手一杯になってしまいます。

そうするとどうなるかというと、そもそもコレって何の話だっけ?というのを忘れてしまうんですね。

今プレゼン全体としてはこっちに向かっているんだよ!この話は、その役に立つからしているんだ!というのをリマインドしましょう。


これをやるだけで、理解度がグッとふかまります。


復習をはさむ

細かい話を続けていると全体を忘れてしまうという話がありましたが、話が長いと最初の方を忘れてしまう、ということもおこりがちです。


5分位の話でも、最初に何を言っていたか、意外と忘れてしまったりするんですね。30分や1時間となればなおのことです。

なので、合間合間に復習や振り返りをはさんでいくとよいですね。人々の海馬が喜びます。コレコレェ!ってかんじで縦ノリをはじめます。

単純に、人間は何度も聞いたことは覚えやすくなりますから、ちゃんと内容を覚えて帰ってもらえる確率も、うなぎの滝のぼりというわけです。


とくに、プレゼンの最後に全体をふりかえってザッとまとめができると、よろしいかとおもいます!


そんなかんじで

かなりめちゃ平たく説明してみました。まあこのぐらい分かりやすくてちょうどですよ。プレゼンもブログもね。


『木』の構造を採用すると、わかりやすいプレゼンに一歩近づきます。

プレゼン以外にも、文章や資料作成も同じパターンでつくれますので、いろいろつかってみてください。


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他者から高評価され、求められるものはやっていて楽しいし、継続しやすいです。プレゼンもブログもね。

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