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【業界あるある】知らなきゃ損!「風袋(ふうたい)」について
「計量機器メーカーでは誰もが知っているだろうけど、実は私も入社まで知りませんでした」
そんなあるあるを書いていこうと思います。
私の場合、異業種からの転職だったので、入社後に知らないワードが多すぎて…。配属先が広報ということもあり、専門用語をほかの人にわかりやすく説明できることがマスト。
社内の会話が外国語のように聞こえて(もちろん日本語で会話しています)、正直最初は「ひぇええええ…」って毎日涙目でした。郷に入りては郷に従えですが、社内のあたりまえは一歩外に出れば専門用語。「知らなかった」もネタという武器になります。
ということで、今日は「風袋(ふうたい)」について。
実際に「風袋引きって何ですか?」という質問もよくあるそうです。私も「ふーたいって何ですか?」と上司に聞いた覚えが…。
風袋を一言でいうと「はかりで計量する時の、その品物の容器などの重さ」です。クッキングスケールで言うなら「器」や「袋」の重さ、体組成計で言うなら「衣類の重さ」が風袋にあたります。
クッキングスケールだと液体や粉ものなどをはかるとき、器の重さを引かないと正確に計量できません。タニタの場合は、まず最初に容器だけを載せて計量→ボタンを押すと表示が「0」になるので、そのあとに計量したいもの(液体など)を追加すると、容器の重さを引いた重さがわかるようになっています。
器の重さ、36.5g。
ポチッとすると、0.0gに。
3.5gのコーヒー豆をはかりました。
器ごと取ると、器の重さぶんだけマイナス表示に。
↓ 詳しくはこちら。
体組成計でも風体引きができるものがあります。毎回全裸で測れば風体引きは不用ですが、衣服を着たまま測る場合は、風体をプリセットしたほうが良いでしょう。
盛りすぎると正確な数値から遠のく(=健康診断のときのショックがデカい)のでおすすめしませんが、私は500g引くようにしています。
お手持ちのスケールでの風体引き、ぜひ使ってみてください!