二次創作をする前に考えてほしいこと
みなさん、大好きな作品がきっとあると思います。最近は、アニメやゲームだけでなく、ドラマや映画の二次創作をしている方も見かけます。私自身、二次創作をしていますが、始める前に、これだけは考えてほしい!ということを3点書いておきたいと思います。
そもそも二次創作ってやっていいの?
これに関しては、グレー!です。基本的にはやってはいけないとされています。でも、巷には二次創作があふれていますよね。その理由は、
①原作の宣伝になる
➁いちいち注意したり裁判を起こすのが面倒
➂無料で公開している場合、売り上げに影響がない
この辺りだと思います。
私は法律に関して詳しくないのですが、二次創作は著作権法という法律に触れてしまいます。あなたが二次創作を始めて、もし公式サイドに訴えられたら、確実に敗訴します。「知らなかった」は通じません。
また、裁判ではないにせよ、niconico動画やyoutubeにおいて動画が削除要請を受けることもあります。
考えてほしいこと①
もし、公式サイドにダメ!と言われたとき、責任ある行動はとれる?
ただ、例外があります。最近のスマホゲームでは、二次創作に関するガイドラインを示している場合が多いです。また、東方など、公式がガイドラインを提示している作品はたくさんあります。
二次創作をしよう!と考えているジャンルにガイドラインがあるか確認し、ガイドラインがある場合はそれに従って二次創作を行いましょう。
二次創作は誰にでもできる?
この投稿は、二次創作を始めようかな~と考えている人向けに書いています。恐らく、その中には二次創作って難しそう…と考えている人もいると思います。
答えは「誰にでもできます」!
ただ、そこが注意してほしいポイントでもあります。基本的に、二次創作は原作が大好きな人が見るものです。もちろん、あなたも原作が大好きだから始めたい!と思ったのだと思います。
見る側が好きだからこそ、ファンだからこそ、厳しい言葉を書くこともあります。基本的に投稿したものにくるコメントって、すごく優しいです。やる気が出ます。ですが、たまに厳しい言葉がくると、凹むこともあります。
特に、始めたての頃が一番メンタルが豆腐なのでキツイな、って思うこともありました。人格を否定するコメントも、一度ですがもらったことがあります。
考えてほしいこと➁
厳しいコメントがきても、原作を好きでいられる?
実は、私はこれができませんでした。ファン失格だな~と思いました。でも意外と、原作ごと嫌になる瞬間ってあると思います。作品はそれを取り巻く雰囲気も含めて応援したくなるものです。和やかなジャンルもあれば、二次創作にめちゃくちゃ厳しいジャンルもあります。
それでも、原作を好きでいられるかな?自分はそのくらい原作が好きかな?って、考えてみてください。
一番考えてほしいこと
何だと思いますか?
答えは、「受け手」です。漫画や小説なら読者、動画なら視聴者。あなたの作品は、絶対に誰かに見られます。
なんで「受け手」って書いたかと言うと、二次創作の主な舞台がネットだからです。さっきの話とちょっと矛盾しますが、二次創作って原作のファンじゃなくても見られます。
センシティブなジャンル(同性愛、非公式CP、リョナ等)だと、特に気を付けてほしいです。子供だって、最近は見れてしまいますし、上述のアブノーマルなジャンルって、見る人が見たら不快です。
考えてほしいこと➂
全員に配慮できる?
例えば、公開する場所を気を付けたり(18歳未満は見られないよう設定できるところがいいです)、注意書きを書いたり、神経質なくらい気を付けましょう。
残念ながら、全員が好きなジャンル、CP、原作なんてありません。
「嫌なら見るな」という言葉がネットにはあります。で、この「嫌なら見るな」ができるようにするのが二次創作やる上で大きな責任だな、と思います。
そういえば、ネット上の話をメインにしましたが、ノートに書いた二次創作を嫌がってる友達に見せるとかも絶対にやめてください。大好きな友人でも嫌いになっちゃいます。(原作も嫌いになる場合もあるのでマジでやめましょう)
二次創作って楽しい?
YES!楽しい!
さっきまでいろいろ脅しといてなんですが、楽しいです。
ルールを守って、ちゃんと周りの人に配慮しながらやれば楽しいです。
面白かった!って言ってもらえたら、もっと楽しんでもらえるものを作ろう!って思います。そこは、他の創作と同じかも…と言うと怒られそうですが。
二次創作は、見せる対象が一番狭い創作だと思っています。二次創作を見たい!その中でも、こういうお話/動画を見たい!っていう人にだけ見せるのが正解です。
二次創作をする前に、ちょっとだけ考えてほしいなっていうことは以上です。いつか加筆修正するかもしれませんが、今のところ私はこう思ってます。
読んでいただき、ありがとうございました。