【MMEffect事典】LightBloom【MMDer向け講座】
今回は、くるりんぽんさんが配布してくださっているLightBloom をご紹介します。
配布先
配布静画/動画
コンテンツツリー登録: sm12618255
分類:光表現系 質感
使い方
①アクセサリタブから LightBloom.xファイルを読み込み、またはMMDにドラッグ&ドロップ
②他のアクセサリやポストエフェクトなど、(.xファイル)≒(アクセサリタブに名前が表示されているもの)がある場合は、LightBloom.xを「背景」→「アクセサリ編集タブ」をクリック
➂LightBloom.xをクリックして青くなったら(右の「アクセサリ名」のところに表示されたら)、描画順序の「上」をクリックしてLightBloomを一番上にする
※この時点では画面に変化はありません。
④-A アクセサリ操作タブのX,Y,Z,Siを調整して好みの設定にする(各項目については後述)
④-B ダミーボーンを読み込み(LightBloomには同梱されていませんので、MMDをダウンロードした時に標準で入っているものを使うか、別途お好みのものをご用意ください。)、LightBloomの外部親にダミーボーンを設定する
⑤-B この状態で、ダミーボーンのX,Y,Zを動かし、例えば0fにX0, 30fにX50に設定すると、その間で光の溢れ具合などが動的に変化します。
なお、Si値に関してはダミーボーンを使わなくても動的に変化してくれます。
相性のいいエフェクト
情報提供お待ちしています。
このエフェクトと組み合わせたらカッコよかったよ!など、コメント欄で教えてください!
相性の悪いエフェクト
そのほか、情報提供をお待ちしています。
内容
※照明の位置、色は初期値で固定
※適正範囲はRead me より引用
※GIFは適正範囲の最小値から最大値までを100fで動かしています。
※青と黄色の四角のところにダミーボーンがあります。(≒Xなどの値が変化しています。)
ノンエフェクト
X(閾値) 適正範囲 0~+20
エフェクトが「ここは明るい!いい感じにしなきゃ!」という判断基準を変更できます。+方向に数字を大きくすればするほど「ここは明るい!」という範囲が大きくなります。
Y(画面全体の明るさ調整) 適正範囲 -100~+100
画面全体の明るさを均一に変更します。(つまり、Xの影響は受けません。Xで明るくない判定をされた箇所も明るくなります。)
-100で真っ暗に、+100で真っ白になります。演出にも使えそうですね。
Z(Xで明るくしたところをさらに明るく!) 適正範囲 0~+30
Xを操作して、エフェクトが「ここは明るいぞ!」と判断したところをさらに明るくします。GIFを見てもらうと分かる通り、微調整に使うのがよさそうです。
適正範囲は0からになっていますが、「XとZの関係は掛け算の関係なので、Zに-の値を入力すると打ち消す」といった旨の記述がRead meにあるため、-の値での使用も可能と思われます。とはいえ、-値を入れたら暗くなる、ということでもありませんでした。よーわからん。
Si(光のあふれ具合) 適正範囲 0~10
光が溢れる範囲が変わります。数字が大きくなるほど光が大きくなります。
今回は人物モデルだけなので恩恵が分かりにくいですが、スポットライトや太陽など、光源になるものにカメラが向いた時にこれを使うと、眩しい感じをリアルに表現できます。
なお、数字を大きくしすぎると網目模様が出る場合があるそうです。
まとめ
様々な光の表現ができるポストエフェクト。
明るさを調整してステージの空気感を表現するのにとどまらず、シーンチェンジにも応用できる二刀流なエフェクトです。
一度使うと手放せなくなる使い勝手のいいエフェクトですので、気になった方はぜひ使ってみてください!
※こちらでまとめた情報はMMD,MME好きが趣味でまとめたものです。詳しい仕様や規約は、同梱のRead meで確認してください。
お借りしたもの
LightBloom・・・くるりんぽん様
城ヶ崎莉嘉・・・トミタケ様
ダミーボーン・・・樋口優様
当たり判定用剛体・・・ののの様
最後まで読んでいただきありがとうございました!
情報提供、リクエストお待ちしております!