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所得税に住民税、健康保険と介護保険、それに
4月の昇給額を確認するために、久しぶりに給与明細を見た。おじさんの会社では、覚えていないくらい昔に給与明細が電子化され、手元に届く紙の明細とは違って、自分からアクセスしないと数字を見ることができない。
まずは総支給額の確認。そして所得税や住民税、健康保険に介護保険、それに厚生年金、さらには組合費が差し引かれた金額を見て、「ほぉ〜!」と感心。公共を支え合う仕組みに対して、いつの間にかそれなりの貢献ができる世代になったことを改めて実感。だから、差し引かれた金額には不平も不満もない。
ただ、差し引かれた金額の計算根拠については、仕組みの上に仕組みを積み重ねて、都度カスタマイズし続けた結果、ちょっと複雑ではないかと思う。願わくば、公共負担額の合計が一定割合で算出できるシンプルさがあれば有難い。
例えば、年収に関わる数字を組みわせて計算する「ふるさと納税の寄付可能額」でも、大まかな試算はできても、正確な算出はシミュレーターを使わないと無理。年収の変動もあるし、限度額ギリギリを狙わずに、少し余裕を見て寄付するようにしている。
仕組みを複雑にすれば、細かな数字を気にしない人が増えて、皆が従順で大らかに負担してくれるようになる。そんな裏の狙いがあるのかもしれない。