年収1000万の定時退社おじさん

出世とは無縁。でも年収1000万円のおじさん勤め人。いつも定時退社。有休も全て取得。遅出や早退もありで、この年収を60代半ばまで継続できそう。プライベートでは家事・子育てをワンオペで実行。ワークライフバランスはこれまでの働き方や決断したこと・しなかったことの積み重ね。

年収1000万の定時退社おじさん

出世とは無縁。でも年収1000万円のおじさん勤め人。いつも定時退社。有休も全て取得。遅出や早退もありで、この年収を60代半ばまで継続できそう。プライベートでは家事・子育てをワンオペで実行。ワークライフバランスはこれまでの働き方や決断したこと・しなかったことの積み重ね。

最近の記事

おじさんの会社員人生は余生になる

50代のおじさんの中には、年収数千万円の役員にまで出世し、事業セグメントのトップとしてバリバリ働く人がいる。あるいは中間管理職として、上司や部下からの期待や信頼をモチベーションに、やりがいを持って働く人もいる。 他方で、同年代のおじさんの中には、働く意義を見失ったと見受けられる人もいる。その心の奥底までは見えないけれど、「やっつけ感満載」な仕事の質、「フットワークの鈍さ」や「今やれることを先延ばしにする」など実行力の低下、「意見は言うけど評論家」など当事者感の欠如。そうした

    • おじさんの強み

      50代のおじさんにも、何らかの強みがある。強みが機能し、職場がそれを認め、処遇に反映できる仕組みがあれば、おじさんに限らず、人はイキイキと働ける。 マイ・インターンという映画では、ロバート・デ・ニーロ演じるおじさんが、包容力のある人柄や人間関係を作る力を発揮して、職場に欠かせない人材となる。個人の悩みや深い問題まで解きほぐせる暖かみが、彼の強みである。 成果主義の組織においては、暖かい人柄によって妖精ポジションを得るだけでは無く、具体的なアウトプットもしくはそれを支えるプ

      • 所得税に住民税、健康保険と介護保険、それに

        4月の昇給額を確認するために、久しぶりに給与明細を見た。おじさんの会社では、覚えていないくらい昔に給与明細が電子化され、手元に届く紙の明細とは違って、自分からアクセスしないと数字を見ることができない。 まずは総支給額の確認。そして所得税や住民税、健康保険に介護保険、それに厚生年金、さらには組合費が差し引かれた金額を見て、「ほぉ〜!」と感心。公共を支え合う仕組みに対して、いつの間にかそれなりの貢献ができる世代になったことを改めて実感。だから、差し引かれた金額には不平も不満もな

        • 50代の自分を想像して就活してますか?

          この10年以上、出世もせずに年収1000万円を維持し続けている50代のおじさんです。賃上げによる経済の好循環が訴えられた今春闘において、おじさんの賃金は、物価上昇を大きく上回るレベルで上昇しました。 おじさんは、部下はいるけど管理職でもないし、毎日定時で帰るワークライフバランス社員です。それでも、それなりの賃金をもらえて、有難いほどの賃上げを頂ける理由は何でしょうか? 最近、とあるアナリストの記事で「50代の高賃金社員が会社の害悪だ」だとする主張を読みました。年功序列型の

          今年も、無事1000万円

          年棒制ではなく月収・賞与型のサラリーマンなので、12月の給与明細で年収が最終確定する。ノー残業のおじさんなので、月収の振れ幅はない。だから実際には、12月前半の賞与支給の時点でほぼ決まっている。出世しなくとも1000万円を何十万円か超えた金額。これがおじさんの年収である。 年末進行という慌ただしさもなく、いつもと同じく裁量の範囲で仕事を調整して、部下や周囲のサポート(尻拭いも含む)も怠らず、それでも十分に余裕がある。余裕があるからプラスαのことを考える時間が持てて、その時間

          働かないおじさんへの期待

          「働かないおじさん」は、どの職場にも一人や二人はいる。「遅くまで残って、いろんな会議に出てるけど、何をやっているのかよく分からない」と、後ろ指を指されることもある。 「働かない」と見える理由の一つは「成果が見えない」こと。やったことの成果や恩恵が見えなければ、掛けた時間によらず「成果がない=働かない」となってしまう。姿勢で働きを見せる手もあるが、「時間束縛型」の働きは、「実質成果型」の物差しでは理解されにくい。 「成果が見えない」人の働きは、職場の同僚だけでなく人事評価者

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          働かないおじさんルートからの脱出

          50代ともなると、少なからぬ部分で、能力や感性が衰え始める。見落としや思い込みがひどくなったり、疲れやすく集中力が続かなかったり。そうした「劣化」を乗り越える武器の一つが「働き方改革」であり、それに適応する「柔軟性」ではないかと思う。 今の50代が若かりし頃…. 働き方改革!なんて言葉が生まれる四半世紀前。夜討ち朝駆け、休日出勤に徹夜。昨今では「ブラック」の烙印を押されかねない働き方が、どの業界にもフツーにあった。だから、一部の50代の中に、「会社にいる時間が長いほど働いて

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          残業〜致しません! 休日出勤も〜致しません! なんて宣言しなくても。

          はじめまして。 50代で年収1000万円。フツーのサラリーマンにとって、必ず到達できるステージではないですが、さりとて、世間的には珍しくもない微妙なライン。 でも、そこに「毎日定時に退社」「休日出勤なし」「有休も全て取得」「副業なし」「世帯年収ではなく個人年収」などの条件を付け加えると、どうでしょう? 夜遅くまで必死に働いて、胃に穴が開くほどのストレスを伴う重責を担い、出世競争に負けないために運や努力を惜しまず、そうしてようやく得られる年収1000万円。あるいは夫婦共働

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