現実に疲れたら「Stardew Valley」をやれ。
大人になっても真剣にゲームをする人にはなりたいが、「◯ね」だの「◯す」だの、暴言を吐くことがキャラの一環だと大勘違いしている人と人付き合いでAmong usをやってたらすっかり人とのゲームがダメになってしまった。
そんな矢先に知ったゲームが、のんびり農場ライフを過ごせる「Stardew Valley」だ。
大都会で仕事に忙殺され、心折れそうになっていた主人公が祖父から古い農場を受け継いだところから物語は始まる。主人公がやってきたとき、農場は木や草の生い茂るひどい有様。それを開拓するところから始めなければいけない。
農場のすぐ近くの町、Stardew Valleyには雑貨店や酒場もあり、主人公はさまざまな人たちと出会う。会話を経て親しくなればとっておきの料理レシピを教えてくれたり、プレゼントをきっかけに恋人同士になれることもある。
Stardew Valleyでは、作物を育てたり、釣りをしたり、鉱山でモンスターを倒しながら素材を集めたり、料理をしたりと、何をやったっていい。ただ、時間は有限だし、エネルギーを使い果たせば倒れる。その制限の中で「今日は何をしよう」と悩めるのがこのゲームの魅力だ。
Stardew Valleyは1ヶ月をひとつの季節として春夏秋冬、それぞれの季節を経て1年となっている。季節ごとにイベントがあったり、釣れる魚や育てられる作物が変わる。
農作物や釣れた魚を売って得たお金で、新しい種を買うも良し。新しい設備を建てて家畜を増やしたり、釣り竿を新調してもっと大物を狙うも良し。プレイヤーによって異なる牧場が完成していく。
町民とのコミュニケーション
Stardew Valleyで触れ合える住民たちは、どこか人間味があって良い。芸術家になりたくて町にやってくるもスランプ気味なリア、パッとしない毎日に嫌気が差してアルコールに逃げてしまうシェーン、家族とのコミュニケーションに悩んで引きこもりがちなセバスチャンなど、完璧ではないからこそ親近感を持つ人も多いのではないかと思う。
ちなみに私はセバスチャンが好きだ。単純に顔が好きなのもあるが、最初のよそよそしさから友好度を高めていくと態度が軟化していくのが良い。付き合う際と結婚後のセリフの破壊力といったら!
人間以外の住民とも友好度を高められる。下水道で珍しいアイテムを売ってくれるクロバスは、作中で唯一友好的なモンスターでもある。
できることがとにかく増えていく
Stardew Valleyでは、指定されたアイテムを揃える「バンドル」というクエスト的なものをクリアしていくことで、移動が楽になるトロッコに乗れたり、壊れていた温室が修理されて安定した農業が可能になったりする。すると行動範囲が広がったり、新しいことにチャレンジできる。
新しいアップデートでは、「ジンジャーアイランド」という南の島に行けるようになった。普段引きこもってるセバスチャンもバカンスを楽しんでる様子。
映画館では、一緒に映画を観たりUFOキャッチャーにも挑戦できる。好きな作品と映画館フードを選んであげよう。
ミシンが開放されると服も作れる。タンスをゲットして好きに着替えられるようになると楽しい。
でもお高いんでしょう?
今ならなんと6/19まで無料でおためしできるぞ!!(大声)
ちなみにゲームが一時停止されず、カットシーンも挟まず時間経過する場合、最大長のゲーム内1日(20時間)は、リアルタイム860秒(14分20秒)で経過する。ゲーム内の2年は2889時間36秒(48.16時間)だ。
つまり、今からでも一応2年分はできなくもない。ゲームの軸となるストーリーは2年経ったところで一旦終わるが、その後ものんびり牧場ライフを楽しむことは可能。
私はゲーム暴言吐き勘違い毒舌民に疲れていた時期に始めたところ、ハマりにハマって2つのセーブデータを作り、350時間プレイした。今振り返るとプレイ時間に引く。
もしプレイして「もっとじっくりやりたい」と思った人は、製品版をDLするのもあり。今はセール中で1,000円で買える。
現代社会に疲れ切った民よ、Stardew Valleyで農業生活を始めるが良い。