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一人ひとりが輝き、笑顔が伝播する場所を目指して #MANGO社員インタビュー コンサルティング課・福岡 奈々

こんにちは、MANGO note編集部です。

MANGOをカタチづくる社員一人ひとりがどのような考えや想いを持って日々仕事と向き合っているのか、リアルな声と共にMANGO社員の魅力をお伝えする #MANGO社員インタビュー 。7回目となる今回は、2019年4月に新卒で入社した、コンサルティング課チームリーダーの福岡奈々さんにお話を伺いました!

MANGO株式会社 コンサルティング課リーダー 福岡 奈々(ふくおか なな)
宮崎県高鍋町出身。2019年にMANGOに入社。入社後は、コンサルティング課に配属。リスティング広告運用などと同時に新卒メンバーのトレーナーを経験し、2021年より同課のチームリーダーとなる。現在は、新人育成のプロジェクト推進に奔走している。

コア・バリュー、そして働くメンバーたちの笑顔に強く共鳴した

―― まずは、MANGOに入社を決めたきっかけから教えてください。

元々は東京で就活していたのですが、「地元に戻る選択肢もあるよな」と、宮崎での就活を始めたのをきっかけに、MANGOの存在を知りました。

就職説明会の時期ではなかったのですが、採用担当の増田に直接メールで連絡したところ、快くオフィスへ招待してくれて。そのときに、働いているメンバーの方々ともお話をさせてもらいました。
その中で、MANGOのコア・バリュー(※)が、私が人生で大切にしたいと思っている価値観にとても近かったこと、そしてMANGOのメンバーがそれぞれしっかりとコア・バリューの意味を解釈し、その価値観を体現していることに感銘を受け、入社を決めました。

※コア・バリュー:MANGOメンバーが働く上で大切にしたい共通の価値観。「チームワーク・責任感・挑戦・笑顔」の4つ。

―― MANGOに根付く価値観の中でもどんなところに共感されたのでしょうか?

入社当初から好きなのは「相手も笑顔にしているか」という言葉です。
人は一人では生きていけないし、組織の中で関わり合いながら、お互いが気持ちよく仕事をするのはとても大切なことだと思っています。

身近にいてくれる人たちを大切にしながら、その人たちを笑顔にする仕事をしたい。そして「どうせ働くなら長く働きたい!」という気持ちが強かったので、人を大切にする社風と、それに共感した方々が集まっているのであれば、自分にも合う会社で、長く勤めることができるのかなと感じたんです。

先輩からもらった時間は後輩に還元する、MANGOの育成文化

―― 入社1年目を振り返って、最初にぶつかった壁はどんなものでしたか?

広告運用コンサルタントは、広告主様の課題解決・ビジネス成長をミッションにしています。「存在しない正解を見出す」という面白さの反面、大切な広告費をお預かりしていることから、責任は重い。広告は土日も配信しているので、休日も気になってソワソワしてしまうこともありました。

一人で複数社を担当するので、当然忙しくもなります。広告主様によって求められる内容も違い、取り扱っている商品も違う。常に依頼が複数発生して、同時進行していく毎日で、仕事の進め方もわからないことだらけ。最初の壁は、そういった部分だったかなと思います。

―― 分からないことだらけの中、入社後の研修の中で「これだけは絶対やる」という決まりをご自分たちで作られたと聞きました。どんな意図を込めて作られたのですか?

唯一の同期である内野宮と、新人研修の一環で「今、自分たちができること」を考え、それらを行動していくことを先輩たちに宣言したんです。

全部で11項目ある宣言の中に「自主的にまなぶ、まねぶ」というものを入れました。経験値ゼロからのスタートですし、わからないことで頭を悩ませている時間がもったいない。だからとにかく聞いて、学んで、真似しよう。そんな思いを込めました。

私自身、人に質問するとか、自分から話しかけることに抵抗感がないタイプで、「私、ガンガン質問するんで!」と、先輩たちへも公言していました。
今振り返ると「わからないことを誰かに質問できる環境」を自分からも作ろうとしていたのかもしれないですね。当時は、常にいろんな先輩のデスクを飛び回っていました(笑)。

一方で、先輩の時間を無闇にもらってしまっているのではないか、と悩んでいた時もありました。それを当時のトレーナーで、今も直属の上司である長尾に相談すると、「そんなこと思う必要は全くない。福岡が先輩にもらった時間は、後輩に割いてあげればいいんだよ」と言ってくれたんです。
その言葉のおかげで、今はありがたく先輩の時間をいただいて、その分次に入ってくる後輩に還元しようと思えるようになりました。

そんなMANGOの文化と、何よりも先輩方の優しさに支えられて、ここまで壁を乗り越えてこられたのだと思います。

常に前を向いて、前進するためのフローを想像していく

—— 2年目の大きな転換点はトレーナーになられたことかと思うのですが、チャレンジされることに迷いはなかったのですか?

そうですね、もちろん不安もありました。でも、任せてもらえたんだといううれしさの方が強く、ここを逃す選択肢はない、挑戦しようと決めました。当時は、自分がこの会社で何をしたいのか、どこに向かって行きたいのかが定まっていなかったので、それを明確にするには選択肢を増やす必要があると思っていて。元々人に教えるのは好きだったので、これはチャンスだ、と。

でもいざトレーナーになってみると、上手くいかないことだらけでした。
トレーニーからの鋭い質問に対して、答えは思いつかないけど、恥ずかしいから曖昧な上辺だけの回答しかできない。トレーナーとして何をすればいいのか分からない。そんな状況でした。
自分がダサすぎて情けなくて、何よりトレーニーに申し訳なくて。私にはトレーナーは向いてないんじゃないか、とまで考えるようになり‥。

そんな私に前を向かせてくれたのは、1年目のときに宣言した「自主的にまなぶ、まねぶ」でした。先輩から教えてもらったことを参考にしたり、長尾の話し方や目の付け所を真似してみたり。
そこから学ぶこと・気づくことも多く、繰り返していくうちにダメダメな自分から抜け出すことができました。

―― ご自身が「学ばれる、真似ばれる」立場になってから、何か気づきはありましたか?

広告運用の知識やテクニックだけでなく、仕事の進め方や向き合い方を伝える大切さを知りました。今は、私を育ててくれた長尾の意図や想いを理解できるようになった気がします。

例えば相談を受けた時、メンバーの成長につなげるためにどう答えるか、どうサポートするかを一番に考えるようになりました。「私はこうだけど、他の人はこうやってて、あなたがやりやすいやり方を探そうね」ということはよく伝えていますね。

それから、具体的な運用スキルなどに関しては、私の知識や経験からは話すことができますが、まだまだ分からないこと、知らないこともたくさんあるんです。
そんな時も「一緒に考えよう」というスタンスでいて、寄り添って一緒に走っていこう、と伴走する。その方が自分らしく、自然だと感じます。

―― 3年目を迎える頃には、ご自身のチームを持たれるようになりましたよね。リーダーとして、どんな思いで取り組まれているのかを教えてください。

リーダーのポストに就くことになったのは、2年目の3月くらい。とてもありがたい経験ではありますが、自分に務まるのだろうか、と不安な部分は正直ありました。

そんな矢先、トレーナーを担当していたチームのメンバーが、仕事に悩んでお休みをとることになったんです。
1週間という短い期間でしたが、その間、メンバーは自分自身としっかり向き合っていました。「自分はこういう人間だ」と整理し、今回の悩みの原因や「ありたい姿」を自分の中で腹落ちさせて、戻ってきてくれたんです。
そんな姿を見て、「なんて強いんだ」と感動しました。

その後のメンバーの変化を見ていて、「自分らしい働き方」を見つけられたら、人ってこんなに楽しそうになるんだなと気付かされました。
そして、一人ひとりが自分らしく働ける環境を整えること、その働き方を一緒に模索することこそが、リーダーの仕事だよな、と。
それをきっかけに、リーダーである自分がどうあるべきかを考えるようになりましたし、リーダー職として頑張ろうと思えるようになったんです。

―― 福岡チームには独自の「仕事スタンス」があると聞きました。そのスタンスが生まれた経緯もお聞きしたいです。

2021年の10月くらいに、ちょうどコンサルティング課の組織編成が少し変わったタイミングがありました。その際、私のチームは「安定感がある」と評価をいただき、メンバーの入れ替わりもなかったんです。
評価いただけたことは喜ばしいことだったのですが、単純にチームとして変化が生まれないので、私自身はみんなのモチベーションの低下を危惧していました。

そこでチームとして大切にしたいことをメンバーと一緒に言語化し、共有しよう、と考えたんです。事前にコンサルティング課の方針とずれてないかを長尾に相談させてもらって、アドバイスをもらいながら作り上げました。

こうしてお互いの価値観を言語化して共有していくことが、働きやすい・働きたくなる環境づくりの第一歩だと思っています。

それぞれが輝き方を見つけることで、MANGO全体が輝くように

―― 福岡さんは、マネジメントというものを、ご自身の中でどのようにと捉えていらっしゃるのでしょうか?

私の中で考えているのはやはり「笑顔」の部分で、常に相手のことを主語に置いて考えています。周りが楽しそうに働いていると、自分もその分エネルギーをもらえますし、積極的に行動している人を見ると自分も頑張ろう思えるのがうれしい
仕事は人生の中で大きなウエイトを占めるものだと思うので、それが嫌なことになってしまうと、もったい無いじゃないですか。人生の中で意味をなすものになってほしいと思うから、その人らしさとか、その人が気持ちよく働ける環境を作りたいです。

そして、それを実現するために大切なのは「対話」かなと思っています。対話の方法も、仲良くなればなんでも打ち明けられるというわけでもないので、セミナーや本で勉強したり、先輩に相談したりして、試行錯誤しながら取り組んでいるところです。

―― まだまだ勉強されているのですね。現在は4年目を迎えられたわけですが、今後の目標があれば教えてほしいです。

私もリーダー経験はやっと1年経ったほどですし、マネジメントについては勉強を始めたばかり。目の前にやってくる課題も初めてのことだらけで、どうすればいいか悩むことは多いです。でもそれを蔑ろにすることなく、1年目のときのように一つずつ経験値に変えて、メンバー一人ひとりの性格やモチベーションも考えつつ、一緒に解決していけたらいいなと思っています。

まだまだ時間はかかりそうですが、一人ひとりが自分で考えて、自ら働きがいのある環境作りに取り組むようになれば、会社としても組織としても、すごく輝くと思うんです。
まだ明確な答えがあるわけではないですが、そういう環境を目指す同じ目標を持っているメンバーと一緒に、これからも環境づくりに取り組んでいきたいと思っています。

―― ありがとうございました! 今後のご活躍を期待しています。

※感染対策には万全を施し、写真撮影時のみマスクを外しています
 
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