複数のオプションを持つこと&バーベル戦略 [くま日誌]191号
先日、鮒谷さんから「自由とは複数の選択肢を持っていること」という話を伺いました。「それをしてもいいし、しなくてもいい。」ということが自由だと。
例えば、「働いてもいいし働かなくてもいいけれども、それでも働く」という状態が自由という意味ですね。
先日、自分はこの話を聞くまで自由ということをしっかり理解していませんでしたが、この言葉一つで一気に理解が深まりました。
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自分も、自分の目標の中に「自由である」と入れていたのですが、そういわれてみてれば、いったいどういう状態なのかを理解していませんでした。
複数のオプションを持つ。
という言葉をインストールできたのは、僥倖でしたし、世の中の見え方が変わりました。
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複数のオプションを持つというのは、反脆弱性にもつながりますね。バーベル戦略です。
バーベルって、両端に重りがついていますよね。これをイメージしてほしいのですが、
安定した職業を片方で持ちながら、どこかで大化けする、アップサイドを取りに行けるリスクを人生に盛り込んでおく
という戦略です。
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これも【安定性とアップサイド】という複数のオプションを持つということに繋がりますよね。
ここで、バーベルのリスクを取りに行く方なのですが、特にここに「自由になるオプションを盛り込んでおく」ことが重要なのかもしれません。
多くの場合、アップサイドを取りに行く方で、例えば身体に紐づくビジネスを展開していたりするのではないでしょうか。時給〇〇円という働き方です。
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これは単にバーベルの安定性のポートフォリオの方に一つ加わったということですよね。時給〇〇円という働き方は、アップサイドがありませんので、これをもって【自由になるためのチケット】は手に入らないわけです。いくら高時給であっても、同じなんですよね。
アップサイドを取りに行く方は、その名の通り、(ある程度限定された)リスクをとり【身体に紐づかない】アップサイドを取りにいく必要があります。
副業をやっていらっしゃる場合、それは身体に紐づかないビジネスへ地続きで紐づいていますか? もしそうでないとしたら、どうしたら身体と切り離していけますか?
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このように【自由の定義】と【反脆弱性】と【バーベル戦略】というキーワードが【複数のオプションを持つ】という共通項があることに気づき、いつもながら、鮒谷さんの慧眼に感服していました。
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