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自分で自分のしていることを認める。[くま日誌]222号


匍匐前進という比喩を教えていただいたんですが、これは、うっかりすると見逃してしまうところでしたが、後からじわじわ効いてきますね。

ふとした瞬間に鮮明に脳に浮かんでくるので、そういう回路が繋がったのかもしれませんね。

リアルな戦場では弾が飛んでくる可能性があるので匍匐前進していく必要があります。頭を上げると打ち抜かれるので、兎に角、頭を低くして前進していきます。


このイメージは、まさに「不確実性の中を進んでいく」時のイメージにピッタリですよね。もちろん実際の戦場と違う所は、リスクをある程度、見積れることですし、実際に命まで取られることはないことですよね。

一方、共通点は、いつ弾が飛んでくるか分からない世界(=ボラティリティが高い世界)で、それでも前に進む以外に選択肢がないということですね。

目の前のタスクを前にして敵前逃亡してしまい、軍法会議に掛けられてしまう事のないようにしないといけませんよね。


このように世界を戦場として認識すると、とにかく一歩でも前にタスクをすすめることは、敵の本丸(自ら設定した目標)に近づいていることだと認識することができますよね。

戦場にいるので、弾が飛んでくるのはむしろ当たり前のことであり、良い悪いは別にして世界とは、そういうものであると達観することもできるかもしれません。


匍匐前進で、毎日少しでも前に歩みをすすめ、今日も戦場で生き残ることができたと寝る前に祝杯を挙げることができる、

そんな毎日の末に、自分の目指す目標が到達されているのかもしれないなぁと考えています。


自分は、前に進んでいる実感を得るために、「できたことを記録」しています。

20分を一つのブロックにして、今週は20ブロックやろうとかを決めて、実際にやった場合はそれを記録するというシンプルな方法です。

これと匍匐前進のイメージがピッタリでして20分の一ブロックを終えたら少しだけ匍匐前進で前に進んだようにイメージをしています。


(この方法でなくともいいのですが、)どのような方法でも、常に前に進んでいるとイメージをすることは大事な事ですよね。

ポジティブな気持ちにもなれますし、結果としてその積み重ねが自信につながり、新たな挑戦への活力になります。さらに実際に前に進むことができていることからくる安心感も得ることができるのではないでしょうか。

「自分で自分のしていることを認める。」ということですね。

■まとめ
・匍匐前進で少しづつ前に進んでいる、というイメージは自分の人生が前に進んでいるとのイメージと重ねて考えることができる。

・どのような方法をとったとしても自分の人生は前に進んでいるのだと考えることでポジティブな気持ちになれ、また安心感を得ることもできるのだ。

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