やるやつはやってる。[くま日誌]47号
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「環境を金で買う」というパラダイムについて、今日も続けてみようと思います。今日は、休日という観点で考えてみました。
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卓越した存在になろうと決心したのであれば、仕事をしている以外の時間の使い方が決定的に重要だと考えています。
特に最近は、働き方改革もあり、自由にできる時間が増えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
残業時間に規制が入り、有給休暇の取得も義務付けられ、またリモートワークも普及しました。
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可処分時間という観点では、人によるとは思いますが、1.5倍くらいには増えているというのが、多くの方の実感ではないかと想像しています。
もちろん、週末もありますし、法定休日も日本は諸外国に比べ、非常に多いことも指摘されています。
このような環境で、構造的にどのようなことが起こるかというと、「業務外の時間をどのように使うのか」の違いにより、これまで以上にその実力に大きな差が生まれてくるだろう、という仮説です。
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自分の周りを見渡しても、これまで多くの周囲の方から刺激を受けてきましたが、仕事のできる人は皆、業務時間外で勉強されておりました。ただ、わざわざ「業務時間外に勉強しています。」とは周囲に言わないだけなんですよね。
特にこのような、コンプラが叫ばれる時代においては、上司から部下などへは「業務時間外に勉強しろ」とは言いにくいだけなのかなと思っています。
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ですが、今も昔も構造は同じで、「やるやつはやる、やらないやつはやらない」ってことですよね。そして以前よりもどんどん、構造的にこの差がつきやすくなっているんじゃないかと考えています。
(いいか悪いかは別にして)以前は、今よりもコンプラが厳しくなかったので、やるやつはとことんやってたという印象というか実感がありますね。
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仕事をしている時間は、仕事をしている環境が強制されますが、このように長時間となった業務外の時間は、誰かに「これをやれ」とは指示されませんよね。
だから自分で環境を買うしかないと思っています。
例えば、会社帰りにスタバに寄ると、多くの仕事を終えた社会人が勉強していることに気づきます。自習室に行っても同じ光景を見ることができます。行かない人は気づかないだけで、やるやつは常にやってるんですね。
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環境を買うというパラダイムがなければ、このカフェ代や自習室などへの投資も、無駄であると考える事でしょう。短期的にはそれらの投資は回収できないからですよね。
どちらのほうが人生をより豊かに過ごせるか、という観点で考えたら、自分は常に「環境を買う」というパラダイムを選択していこうと考えています。
買わずして、自分を律することは極めて困難だからです。
■まとめ
可処分時間が増えている現代では、業務時間外の時間の過ごし方の重要性が増している。そのため、「環境を買う」というパラダイムを選択する重要性も、以前よりも重要になっているのだ。
現在は見えにくくなってきているが、今も昔も、「やるやつはやっている」のだ。
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