言葉で「自分はできる」と言っていても、心の中では確信が持てないことってありませんか?それは〇〇不足が原因かもしれません。 [くま日誌]195号
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どうしても自分で作った枠の中で考えてしまうことって多いんですよね。
昨日は、東京から友人が来るという事で難波まで行っていました。ハイネさんは、ご自身でも商売をやられていますが、少し前にニウエという小国へ行って事業を立ち上げようとされた話を伺いました。
ニウエはニュージーランドの東にあるポリネシアの島々の中の一つなのですが、正解で2番目の小国だそうですね。そんな国があるとは知りませんでした。
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ハイネさんは、労働許可を得ようと政府と交渉したり、島の唯一の日本人の方とコンタクトをとるために様々なチャンレジをしたり、
ニウエでは、Masterカードが使用できないことが分かり、帰りの飛行機代が工面できなくなったりと、、
様々なトラブルに見舞われるのですが、道なき道を切り拓き、そこで得た経験を糧に、また日本で新しいコミュニティを立ち上げられるとのことでした。
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あまり普段聞かないお話を聞かせて頂き、疑似体験にはなりますが「今いる枠の外に出る」ことは物理的にも面白いんですが、思考だけでも必要なことだと認識することができました。
ニウエ唯一の日本人の方は、
日本に初めてセグウェイを紹介したこと、や
バーレーンの安い電力を使って仮想通貨のマイニング事業をやっている、
というエピソードもうかがいまして、
スケールが大きいなぁと感じた次第です。
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と同時に、無意識のうちに私たちは「自分ができることはここまでだ」という枠を作り、その中で思考してしまいがちなんですよね。
枠の外が「あまりに現状から乖離しすぎていてリアリティがない」からなんだと思います。リアリティがないものは、実際にいくら想像をたくましくしても、(想像することはできても)すぐに揮発してしまいます。
もしくは枠外はモノクロ写真のようにぼんやりとしているイメージでしょうか。経験がないのでそうなって当然かもしれません。
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例えば、今自分が、レクサスを買うことは想像できたとしても、フェラーリを買う事はリアリティが薄いですね。
レクサスは乗ったことがあったり、友人が乗っていたりするので、値段を聞くとビックリしちゃいますが、それでも親しみが持てます。
一方で、フェラーリは町中で見たことはもちろんありますが、乗ったこともないですし、友人で乗っている人もいないので、レクサスに比べるとリアリティが薄い感じがします。
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リアリティは意識的に上げようと思い行動していかなければ上げることはできないのかもしれません。
フェラーリの例ですと、乗ってみるとか、乗っている友人を持つとか、乗っているコミュニティに入る、乗っている人から話を聞く、などの行動をしていき少しづつリアリティを上げていくことが達成への近道なのではないでしょうか。
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言葉で「自分はできる」と言っていても、心の中では確信が持てないことってありませんか?
それがリアリティ不足に起因して発生している事象だとすると、すでに同じような事を実現している方から話を聞くことで、予感を実感そして確信に変えていけるのではないかと考えています。