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安冨教授の新刊が発売されました(ビハイアパワハラ疑惑訴訟⑧)

事件から3年、パワハラ裁判の進捗が全く聞こえてこないが、会社側から昨年末に和解案が提示されていた事(合意に至らず決裂した)などを以下に書いた。

そして先日、安冨教授の新刊「生きるための日本史」が青灯社から発売された。解説の動画講義付きで、5000円(税込5500円)という価格設定になっている。

※動画講義つき。内容の解説や執筆の背景、読み方のヒントなどを著者自ら紹介します。(URLは本書内に記載)

更に、以下の動画の中で「一月万冊 特別価格バージョン」の説明(30分10秒〜)がされて、価格は25,800円(税込?)3月25日までに振り込まなければ値上げすると予告している。青灯社の動画講義に加えて、スペシャル動画など「特典がいっぱい付いている」そうだが、特典についての詳しい説明はされていない。

価格を聞いて安冨教授は「1万円くらいって言うてなかった?」と笑っており、販売にタッチしていない(一月万冊が勝手に価格を決めた)体になっている。

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社長は「最近、考えが改まりました!出版業界を良くしたいと青いことを思っていた時代もあったが、出版業界を破壊せなあかん!」と宣言しており、新刊500冊を仕入れて「一月万冊 特別価格バージョン」として売っていくそうだ。(仮に全て売り切れば、1,290万円以上の売り上げになる)

この日の配信は、安冨教授の誕生日で「カンパください!」「誕生日プレゼントに本を買って欲しい!」「お金欲しい!」「お金ください!」と訴えており、安冨教授と一月万冊の利害関係は、以前よりも更に生々しいものになっている。

この方は「東京大学東洋文化研究所 准教授」つまり、安冨教授の同僚だが、、東京大学、大丈夫か!?? 過去に某カルト教団が起こした事件に高学歴の研究者が多数関わっていたのは有名な話だが、こんな安っぽいセールス手法に「驚愕しつづけて」しまうくらい、学問の世界にいると現実の社会に免疫がなくなるのだろうか?

こんな最近の一月万冊を取り巻く状況をながめた上で、パワハラ裁判の報道がされた際に書かれた安冨教授のブログを改めて読んでみた。

この頃、既に一月万冊の出演者で「新しい出版ビジネス」が計画されていたことを考えると、実に味わい深い、、、安冨教授の提唱する「立場主義」「東大話法」の実践例のようだ、、、、

私は事件直後から清水氏に対して、大山氏の自殺がなぜ起きたのか、その徹底した解明は大きな意義があるので、何らのタブーなく、行うべきだと主張しており、清水氏もそれに賛同していた。

動画の配信中に見せるバイタリティー溢れる社長のセールストーク、威圧的な態度からは「ワンマン経営者の顔」が十分に伺えるが、事件直後から賛同していたという「女性スタッフが自殺した原因の解明」は進んでいるのだろうか?

■追記 一月万冊ショップという新たなショッピングサイトが出来ていた。

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