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【#web3school】元素騎士Maxi( @dearseki )Metaverse×GamiFi変遷と最新トレンド

会社概要と自己紹介

岡山)最初にまず会社の概要と簡単な自己紹介をさせていただければと思っています。

Maxi)元素騎士代表、CEOのMaxiと申します。GameFiでありメタバースプロジェクトである元素騎士の運営会社であるメタップという台湾の会社の代表として去年12月から創業しています。

元々エレメンタルナイツオンラインという作った会社をベースにして、昨年からトレンドになったNFTやGameFi、そもそもメタバースをコンセプトにしたプロジェクト、元素騎士という新たなタイトルを始めました。

今月でもう半年ぐらいたっており、台湾からなんですが日本のITではあるという風になっています。先ほど話をしたメタバース、GameFiとトークノミクスを取り入れたPolgyonブロックチェーンを使ったプロジェクトです。

Polygonスタジオから正式オフィシャルパートナーとして認可されたプロジェクトであるので、トークン自体はBybitという取引取引所に1月からリスティングされて、椎先週にクラーケンジャパンさんの日本取引所でもリスティングされて、日本円からも取引できるようになりました。

そういったプロジェクトを今後、メタバースとしてプレイ&エコ経済圏を作るプロジェクトとして、もちろん日本の皆さんも含めて世界中のRPG好きな方たちと、一緒にやっていければなというふうに思っております。


クリプトで事業を始めたきっかけ

岡山)クリプトで事業をやると決めたきっかけとか出来事っていうのは具体的に言うとどういうことがあったんでしょうか。

Maxi)それこそ先ほどのちょっと触れた話、2018年です。当時ICOブームだったんですけれども、僕自身がブロックチェーンに出会ったのは2017年、もっと言うと実はビットコインとご縁ができた2013年頃でした。

当時僕日本に住んでたんですけれども、とある日本の友人のエンジニアだった人からビットコインちょっと一緒にやりませんかと言われて、当時僕あんまわかんなかったんで、全然気にしなかったです。

その後2017年台湾でアプローチメディア会社のアドバイザーになり、そういう技術の研究と、日本と台湾、あとその韓国、その他の国のそういうプロジェクトのアドバイザーとして、いろいろ関わってきました。

2018年にクリプト自体も、台湾政府がブロックチェーン技術、トークン自体のサポートを推進しようとしていたところもあり、トークンを使って何かしら面白いことできないかと僕自身思っていました。

日本にも月1程度で行かせてもらっていて、当時のエレナイの会社にご縁ができ、社長さんともお会いしました。当時からブロックチェーンを使ったゲームってどういうイメージなんだろうと、そういう動きが実はもありました。

ただ当時はメタバース、NFT、DeFiも当然なかったみたいなんでただただゲームのトークンを発行するかどうすんだって当時盛り上がってたんですけれども、当時2018年後半はビットコインをはじめ価格の崩壊が起きたんじゃないですか。

その時点でプロジェクトとして、ゲームをブロックチェーンに使っても面白いことやろうという計画があったんですけれども、一旦話がペンディングになっていった時期もありました。

その話自体がずっと続いて、去年からDeFi、やNFT、メタバース、GameFi、そもそもFacebookが社名まで変えてMetaにされたこともあって、これはもうスタートするタイミングだなということで2018年からのプランがようやく去年に現実になりました。


事業の立ち上げ時の工夫について

岡山)事業を作る際に。メタバースという3Dワールドを作るという非常に開発工数が多かったり、GameFiという金融的な仕組みを作るっていうことだったり、やることが多かったりと、何処からやるかが難しいと思います。

そういうときの事業立ち上げについて、どういう順序で何をやっていったのかとか、何かあえてやらないことを決めたとか、そういうのがあったら教えて頂きたいです。

Maxi)実は去年まで僕自身が海外のGameFiプロジェクトも結構やっていました。GameFiはやはりゲームがないと話にならないと考えていました。

いわゆる去年までのGameFiはやってみたら、イラストは日本のすごくきれいなイラストとかはあるんですけど、でも実際にプレイしてみたらあんまりゲームとしての本質がなかったりしました。

例えばカードゲームとかあるいはボタンがいくつかあってそれを押すだけのような、ゲームとして言えるかっていうぐらいレベルのGameFiがほとんどでした。

ただ僕が思っていたGameFiはゲームがしっかりしないといけないんで、そういう意味では例えばファイナルファンタジーとかドラクエとか面白いところがまずないと話にならないでしょと思っていたので、元素騎士やる前からもうこれは絶対ないといけないと考えていました。

うちの場合は、エレメンタルナイツという元々あったゲームからやるんで、ゲーム自体ゼロから構築することは必要がなかったです。とはいえそのそのまま古いバージョンをブロックチェーンにかけるだけかっていうとそうでもないので、やはりグラフィックであったり、polygonとの結合もあるのでそれはそれで大変でした。

やらなくていいのはゲームシステム構築だったんすけどでも、逆にやる必要があるのは、ゲームの面白さの維持と、Polgyonを使ったので、できるだけWeb3的なことをどんどんやっていくていくことでした。

僕が去年まで触ってきたGameFiは結局、DeFiがあるゲームっぽいもので、うちの場合はエレナイっていうゲームがあるので、ゲームも面白くしたいですし、DeFIのところ、Web3トークノミクスのところもちゃんと作っていきたいなと思ってるので、そういうところも気をつけて作って参りたいと思います。

岡山)僕はゲーム開発詳しくないので分からないんですが、0からゲームを作るより元々あったゲームをWeb3にする方がやりやすいんですか。

Maxi)うちのは3Dゲームで、3DRPGっていうのは結構コストがかかります。Web3のゲームをゼロから作った方が簡単だと思い込んじゃいそうなんですけれどもそうでもないです.

ゲームを作ること自体にすごくコストと時間がかかるもので、例えばFFみたいなキャラクターを作るときも、それの3Dモデリング作るだけで一体でも数百万円かかります。

半端ないコストがかかるのでWeb3ゲーム0から作るっていうと、どこまでのレベルのゲームをするかっていうところをまず決めないといけないので、カードゲームでよかったらそんなに難しくないんですけれども、ちゃんとした3Dゲーなら簡単に数億円から数十億円ぐらいかかってしまいます。


サービスが成功すると思った理由

岡山)僕の感覚だとゲームは当たるか外れるかが出すまでわからないと思っていて、御社のサービスでグロースを感じた瞬間やこれいけるなって思えた瞬間ってどんなことがありましたか。

Maxi)去年始めたときに、正直どうなるか僕も当然予想できなかったんで、もうひたすら準備をしてやれるところもう全部やった感じです。

Web3の特徴はやはりコミュニティが大事なので、グロースの感じた瞬間っていうと、例えば去年12月からプロジェクトをローンチして、DISCORD、Twitter、テレグラムといったコミュニティを同時に設立して、1ヶ月数字的には15万人ぐらい行ったときにこれは注目されてるという実感が湧きました。。

岡山)それだけ一気に増えるのは凄いです。どういうトリガーでいったとかは振り返るとありますか。

Maxi)最初はいろんなメディア、プロモーションもやっておりグローバルをメインに出していました。海外をメインに出してはいたもののIPは日本からだったので、日本のユーザーさんもに集まってきました。

日本や中国、台湾などでのコミュニティチャンネルでずっと会話が続いて止まらないなってときに熱度が高いと感じました。自分で言うのもあれなんすけど、ちゃんとしたGameFi、メタバースのプロジェクトがそれまではなかったのかなということを実感したときに、はこれはいけるかもと思いました。


プロジェクトの課題について

岡山)現在Maxiさんが抱えている、向き合っている課題について教えてください。

Maxi)まずコミュニティとして、日本はたくさん支持をいただけている状態ですし、今拠点となる台湾でもどんどんユーザーを増やさないといけないところはあります。課題としてはメタバースとして、今後はオンチェーンでトランザクションが行われるところをもっと増やしたいと思っています。

ショッピングモールとか、土地ですね。例えば、The Sandboxやランドもやられてますし、それぞれの個人や法人様、提携先に買ってもらって、その上で色々なサービスを提供してもらいたいので、できる限りオンチェーンで全てのサービスに繋がるようなソリューションを一緒に作りたいです。

日本だけでなくいろんなIPと組ませていただきたく、日々そういう提携の商談とかオンチェーンのところのPolygonさんの力も借りないといけないんで、どんどんWeb3的なことをやっていきたいなと思ってます。

岡山)先ほどのThe Sandboxっていう名前が出たと思います。やはりメタバースゲームの文脈を知るためには、The Sandboxの発展とか歴史を簡単に学んだ方がいいのかなと思うので簡単にThe Sandboxの歴史について教えていただくことってできますか。

Maxi)承知しました。もうだいぶ皆さんがご存知の方も多いと思いますけれども、うちがまさにThe Sandboxと非常に近い形でメタバースの世界を作ろうとされているプロジェクトであります。

例えばセカンドライフという昔のゲームがまさにThe Sandboxのプロトタイプと言ったら理解がしやすいかと思います。また似たようなゲームというとインクラフトとか、あつもりとかそれと似たようなコンセプトで、ブロックチェーンがあるというところで、The Sandboxでメタバースになります。

ユーザー自身がクリエイティブなところもできますし、ユーザーさんがThe Sandboxってメタバースの中で土地が買えるようになって自分の土地をそこで持ててその上で好きなキャラクターとかゲームとかあるいはオリジナルコンテンツとか、それを自分のラウンドに作ることができます。

もちろんトークンもThe Sandboxさんにはたくさんあるので、その上で例えば、これはまさしく元素騎士もできますけれども、自分のランドの上で商売をやったり自分の店舗を出したりできます。

それこそ不動産みたいなもので立地が良ければたくさんの人が来るので、そこに広告ビジネス、広告の看板を出して、そういったメタバースでのビジネスができる。というところが一番の売りです。

もちろんただのゲームとしても楽しめるっていうのはサンドボックス、元素騎士に共通する特徴ではあるので、言ってしまえば稼いでますしただのゲームとしてもプレイができる。メタバースプロジェクトですのでセカンドライフ的なこともできるのがサンドボックスであり、同じく元素騎士が目指す世界でもあります。


メタバースの今後

岡山)メタバースがより進化していくために、今後の発展はどうなっていくと思っていらっしゃいますか。

Maxi)長期的に言うと、今流行ってるGameFi、プレイトゥアーンとかSTEPNとかもそうなんですけども、結局長続きする前提としてコンテンツもないといけないし、ゲームだったらゲーム自体が面白くないと当然続かないと思います。先ほどのあつもりやFF,ドラクエのように、面白いからみんながプレーしたいというのがないとといけないのでと思います。

メタバースが今トレンドではあるんですけれども、実用性とかがないと、リアルリアルライフに繋がる何かしらの接点があった方がより長続きします。

例えばWeb3元素騎士メタバースの中の銀行屋さんとか、飲食店とか、エンタメ系のショップに行って、そこで何かしらトランザクションを行ったら、店に関係のあるNFTやリアルライフでの割引券とか、銀行だったら銀行での特別サービスとか受けられるところ、それがWeb3世界からリアルライフに繋がるようなサービスが増えていくと思います

わざわざリアル店舗行かなくてもメタバースでそれを完結まで持っていける、あとはサービスをリアルタイムで受けるのみというのは今後主流になってくるかなと思ってるので、それがあるとメタバースが長続きもしますし実際に使えるツールとして今後の人々の生活に溶け込んでくるのかなというふうに僕は思ってます。

岡山)オンライントゥオフラインで人の行動を御社のゲームから訴求していくっていうような世界観をイメージされてるってことなんですね。

Maxi)そうですね。ブロックチェーン自体はオンラインとオフラインの一番適してるツールだと思っています。

岡山)何かそれについてちょっと詳しく教えてほしいです。

Maxi)やはりブロックチェーンは非中央集権化じゃないですか。もちろん分散型でもあり改ざんできないというユニークな存在であるので、中央集権型の会社がやっていてその会社が破綻したらサービスに影響がでるということをないようにできるのがブロックチェーンだと思っています。

ブロックチェーンで自分がやってきた履歴は全部残るじゃないですか。この人がどういうものを好んで買ってたかとか、そのようなデータを共通で使えるのはそれはブロックチェーンなので、未来のインターネットみたいなもので、一言では言えないですけれども非常に楽しみだなと思っています。

病院でいったらカルテです。全世界の病院のカルテが一つのブロックチェーンに乗っかっていれば、この人って今までどういう病気をされてどういう薬飲んでいたのかもすぐにわかるので、世界中どこ行ってもすぐその人についてわかります。

処方においてもこの人はこういう薬は与えたら駄目だっていうのもわかるので、そういうオンライントゥオフラインでの応用シーンがにあるから、それを達成するためにブロックチェーンっていうのは必要だと僕は考えてます。

岡山)今まではリアルからデータを吸い上げて管理してイメージだったんですが、大きいブロックチェーンにリアルのデータを収納していくっていうイメージにすると、おっしゃっていたリアルとデジタルの相性がいいというのはすごい整理される印象がありました。

Maxi)そうですねはい。ブロックチェーンはまだ真価を発揮できてないので結局、使う人たちの問題でもちろん仮想通貨コレクトですごくいいんですけれども、でもそればかりい皆さん目目が行き過ぎている。ちゃんとした技術なのに変に解釈されて、すごい残念だなっていうのは正直思ってます。


今後の展開や個人的ニュース

岡山)今後の展開についての告知やニュースがあれば教えてください。

Maxi)日本でクラーケンジャパンさん、元素騎士のガバナンストークンであるMBVトークンが上場しましたので今皆さんが日本円で取引ができるようになりました。そういった意味で、日本でリスティングしたっていうことは金融庁などの審査も全部通ったので、ちゃんとしたプロジェクトとして政府にも認められたわけです。

スタート地点に立ったということではあるので、先ほどの話でいろんな企業様、金融系とか飲食とかエンタメ系が一番相性がいいので、そういったところとどんどんと組んでいきたいと思っています。

実際に話が進んでいるところもあったりするので、今日聞きにいらっしゃってる皆さんも提携したい場合は僕宛にメッセージいただいても全然構いませんし、今日はあのPolygonさんとご一緒させてもらって日本においてもPolgyonと一緒に、Web3的なこともたくさんやっていきたいと思っています。

僕がいる台湾でも、副大統領さんともお会いした事をはじめ、いろいろな企業さんとの提携もやっていきます。元素騎士自体はにアルファテストがちょうど今日で一旦終わり、7月末にベータテストが始まり、来月8月末に正式にリリースっていうスケジュール今立てています。

ランドは9月10月あたりに正式にスタートするスケジュールがあります。そしてMBトークンで元素騎士の世界の中のいろんな決定事項とか、みんなでこのメタバースの方向を決めるといったDAOコミュニティを今年から来年にかけて構築していきます。

ダブルトークンなので、ゲーム内トークンのロンドトークンも今後リスティングやその他のプロジェクトのプランもいろいろ立てており、原則オンスケジュールで予定通りで今いろいろ進めているところです。僕のTwitterやDISCORD0で随時告知させていただきます。


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