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『世界一やさしい フリーランスの教科書 一年生』

先日、以下の動画がきっかけでタイトルの本を読了したので備忘として内容を以下に記したいと思う。
この本の購入を検討されている方など是非一読いただければと思う。

誰しもフリーランスになれるスキルを持つべき

この本の冒頭ではフリーランスになることは難しくないこと、そして誰しもフリーランスになれるスキルを持つべきと書かれてる。その理由としては、単純に選択肢が増えるからと記載されている。もちろん、誰しもがフリーランスとして働くべきということを指していない。
また、フリーランスの定義として筆者は「自分一人で完結して、他者に感動を与えられる人」と述べている。具体的な特徴としては、楽観的な人・主体的な人・上昇志向の強い人が向いているとしてる。あくまで一般的な話であるものの上記の特徴に当てはまる人はフリーランスを検討してみては如何だろうか?

フリーランスの特徴

一般的なサラリーマンとは異なりフリーランスは以下のような特徴があると筆者は述べている。
メリットとしては、時間や場所に縛られない・選択肢が増える・自分のためだけに働ける・リスクが低いの四つ、デメリットとしては仕事に関する全てのことが自分の責任になる・お金や老後に関する不安が多い・孤独・間違いや無知を指摘されないこと等が挙げられている。
メリットに関しては、実際に筆者がフリーランスになったことによってベルリンに移住することができた実体験なども添えられている他、デメリットについてもローンやクレジットカードなどの与信関連の具体例も挙げられている。
その上で、デメリットはフリーランスにとっての試金石だと述べている。

得意なことを仕事にする

一般的に自由業、フリーランスとして分類されているものには実は様々な職種がある。例えば、イラストレーター・ライター・プログラマー・ミュージシャン・コンサルタント等がこれに当たる。大きく分けて職人アーティストに分類されており、職人とは「自分の専門スキルを活かして、他人が必要としているものを形にすることを仕事にする人」のことを指し、アーティストとは「表現者自身が抱く理想や思想を独自の方法論を使って表現する人」と定義されている。
なお本書では、筆者のイラストレーターの仕事に沿って、主に職人の仕事ぶりについて詳しく書かれている。
フリーランスになるに当たって最初に決めるべき項目は職人なのか、アーティストなのかというところだと筆者は述べている。その上で、第三者からの相対的な評価による基準に基づいた得意なことを仕事にするべきだと述べている。
得意なことの見つけ方は、他人によく褒められること・やっていて苦ではないことを基準に決定することが推奨されている。


上記の他にもフリーランスとして活動を始める際の心得具体的な営業の仕方など細かく説明されており、メールのテンプレなども付属しているので、今からフリーランスとして活動を始める人は大変参考になる書籍かと思います。お時間がある方は、是非読んでみてください。

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