見出し画像

頂き物の使い方「ありがとう」の気持ちを込めて

こちらはお気に入りのシャンプーコンディショナー。
憧れのロクシタンです。

院生時代に、親が買ってくれました。
詰め替えセットで一万以上もするモノ。
家計が苦しいのに、私が喜んでくれるならと、
温かい気持ちでいただいた贈り物。

数えてみるともう4~5年も前のものでした。

私はこのシャンプーが好きすぎて、
大切すぎて、
少しずつ、少しずつ、
明日はデートとか、
大切な日の前に使っていました。

香りが素敵なこのシャンプー。

詰め替え付きなのでひとつあたり2年くらいかな?
それくらい使っていると、香りも落ちてしまいます。

でも、なんだかこのシャンプーを無くしたくなくて、
やっぱりちょっとずつ使っていました。

それがなくなったのが昨日。

使い終わって気づいたのは、
使うときはいつも親を思い出していたこと。

それだけ大切だったから、
なくなってちょっぴりさみしいけれど、
これなら親も喜んでくれるかな?っていうくらいには、
ありがたくありがたく使わせていただけました。

頂きものって不思議なモノ。

人からもらったものは、
何故かその時のシチュエーションまで覚えていて、
使いながら必ずその人を思い出す。

特に大切な人からもらったものは、
使っていると、身につけていると、
それだけでしあわせになる。
それだけで笑顔になる。
それだけで、強くなれる気がする。

買ってもらった時の嬉しさという記憶が、
いつまで経っても残っている。

ありがとう。

ありがとう。

何度言っただろうか。

「ありがとう」という言葉を言って、
嫌な気持ちになる人は、たぶんいない。

それは言われる方も、言う方も。

このシャンプーを使うたびに
ありがとう、と言えるということは、
同時に温かな気持ちになれるということ。

そういった物が近くにある。

私は幸せものです。

でも、きっと。
だれにでも。

そういうものはあると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?