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猫のいるしあわせ
うちの猫様方は、保護猫出身です。
縁あって動物愛護センターから引き取りました。
先代猫たちを亡くしてから、こんな悲しい思いをするのならもう猫など飼いたくないと思っておりました。
しかしながら、どういうお導きか彼女たちがうちへやってきました。
もしもまた猫を飼うのなら、せめて先代を思い出して辛くならぬよう、違う毛色の子が良いと言っておりました。
ですがやってきたのは、先代とそっくりな毛色の子たちでございました。
自然と、先代を思い出す機会も増えました。
それまでは死に向かっていく中の、辛く悲しい姿の先代を思い出すことが多かったのが、彼女たちを通して思い出すのは元気な頃の姿であることがしばしばでした。
家族の間で、ある種タブーになりかけていた先代の話が自然と口からこぼれだし、思い出を共有できるようになっていきました。
先代たちにしてしまった良くなかったこと、してあげられなかったこと、ひとつひとつを彼女たちを通して、先代たちにもしているつもりで正して行く日々です。
先代たちが見せてくれた、死に際の生き様の美しさ。
いま同居する彼女たちが見せてくれている、ただ生きているということの有り難さ。
すべて抱えて今のわたしがいます。
たとえ名誉の負傷を負おうとも、たとえヒザの上に鎮座されて身動きがとれなくなろうとも、わたしは猫様方の下僕でいられて幸せです。
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世界中すべての猫が幸せでありますように。