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shinobuwada
刺さりすぎた言葉
「これ、私じゃん!」
本を読んでいて思わず口に出てしまうことはありますか?
私を的確に表している文がありましたので、紹介します。
すごい才能を目の当たりにすると、奮起するのではなく打ちのめされて戦意喪失する。考えが甘い癖に無駄な行動力だけはある。だけど、うまくいかないと自分以外の要因のせいにしていた。
こんなに自分を客観的に表現できるのかと思いました笑(笑えない)
この一節は主人公(母)からの息子に対する評価です。
息子は突然失踪した上に、300万の借金を親に押し付け、加えて大麻所持で捕まるというなかなかのダメっぷり。警察から母に連絡がいくことで、所在が明らかになります。
どこで育て方を間違えてしまったのかと悩む母。
今の母と息子の関係は、まともに話ができないくらいに崩れていました。
母はそんな息子ともう一度向き合いたいと考え、ラップの大会に出場する息子と対戦することを決意。
ラップに母の言葉をのせて息子にぶつけます。
母の想いは息子に届くのか。
といったお話でした。
物語の大筋に関係ないところで刺さりすぎて苦しくなってしまいましたが、内容はすごく面白かったです。
いざ、自分の悪い部分を文章にされると向き合うことが辛いのですが、自覚していくことで成長していけるのかな。。。そうだといいなと思うばかりです。