日本最大級のesports専用施設「REDEE」体験レポート
皆さんこんにちは、もーりーです、
今回は関西にある日本最大級のesports専用施設「REDEE」に行ってきましたのでレポート致します。
1.REDEEとは?
不確かな現在の将来に備えて準備する学びの施設、という新しいコンセプトのesports専用施設のようです。プログラミングやゲーム実況、動画作成などが体験できるコーナーを備えつつ、日本でも最大級といわれる大型のアリーナを備えており、イベント施設としてもOPEN前から注目されていました。
esportsという言葉が最近一般的になりつつありますが、まだまだゲームをしない人達にとってはハードルが高く、未知が多いものになりますが、そのような大人の方や子供向けにハードルを落として、ゲームに触れたり、楽しみながら学ぶことができる施設になっています。
Youtubeやesportsなど新しいコンテンツが登場したり、小学校ではプログラミング教育も始まる中で、学校の先生や親よりも知識や実践経験のあるスタッフが分かり易くコンテンツの利用方法、注意事項、プログラミングについて教えてくれる場所は貴重になるかもしれません。
場所も動物園や映画館のある大阪吹田市のエキスポシティということで親子で訪れる際には是非一度この施設を利用してみてはと思います。
一方でガチのesportsゲーマー向けには、学びコーナーは物足りないと感じる方も多いと思います。ゲーマー向けには大迫力ステージでの大会参加やコミュニティイベント企画での利用が期待されることでしょう。
詳細は公式サイト参照ください ↓↓
REDEE公式サイト
https://redee.game/
2.はじめに(ざっくり感想)
今回の感想を最初にざっくり述べておきますと、コロナ対策の影響でスタッフや物販、イベント等かなりの縮小運用をしており、行く前の期待と違い、少し寂しい感じで現在は真価を出し切れていない様子でした。
大きなイベント開催が可能な施設ですので、コロナ後にイベント開催されるならまた行ってみたいです。(もしくは自分達で利用したい)施設としては会場、コンセプト共に素晴らしい場所であり、たくさんの人でREDEEを活用し、未来に向けて描いた夢を実行する場所として今後利用できればと思いました。以下、各ブースの様子を記載します。
3.エントランス
ライブ会場のような大人数が並んで待てるようなエリアになっていました。大きな大会を開くのにも対応できていると思いました。今回は客も少なく、サッと入れました。
入場料
2000円(大人)
1500円(小人)
施設の体験料です。無料で参加できる大会時などは施設の体験コーナーを利用しないのであれば無料入場ができるようです。有料イベントの際は別途料金がかかる場合もあるようです。
esportsゲーマが興味本位で行くには入場料が高いと感じるかもしれません。親子やesports未経験者同士で学びを目的とした値段設定と思いますので施設のコンセプトを理解した上で利用しましょう。
4.ガレリアラウンジ
esportsゲームを最新PCやチェアなどの周辺機器を利用して体験できる場所になっていました。まずはじめにここで最新環境でゲームに触れることができる、雰囲気を体験できるという感じです。
esports関連製品の購入を検討されている方はここで体験しながらスタッフの方に相談してみるのもよさそうです。
体験できるゲームはSFV、フォートナイト、ハースストーン、LoLでした。対応できるスタッフに応じてタイトル変わるのかもしれません。
AKRACINGのチェアーの座り心地が良かったなぁ(最近私は別メーカの買いましたが)
5.プログラミング体験エリア
子供が親しみやすいREGOブロックを使って組み立てたロボットに自由にプログラミングを行い動かしてみるという体験ができる場所です。
簡単にプログラミングを楽しみながら学べる場所という雰囲気です。ここで興味がわけば定期開催しているプログラミング教室に参加してみると良いかもしれません。
最近は小学校でもプログラミング教育が始まるということで、知識のない先生などもここを利用して学ぶことが出来たりするかもしれません。
6.超没入型VR体験エリア
最新VR機器「KATWALK」を使ってVRゲームを体験できる場所です。全身を使って空を飛びながらゴールを目指すゲームとスキーをするゲームを体験できます。今回は空を飛んでゴールを目指すゲームを体験しました。
体を使ってプレイヤーをコントロールするのはなかなか難しかったですが、普段体験できないようなゲーム体験ができたのは良かったです。1人プレイのゲームでしたが、誰かと一緒にプレイ出来たらよいなと思いました。
7.大画面ゲーム動画視聴エリア
一言で言えば、ゲーム動画が視聴できる映画館です。持込の機器で映像を映して楽しむこともできます。動画は普段流れておらず、寂しい感じだったので常時何かフリーの大会動画等流しておくと良いなと思いました。本格的な大会映像を見るきっかけにもなるのではと思います。
イベント時にはメインアリーナの映像を中継したり、比較的小規模なイベントを開催したりもできそうです。利用してこそ価値のある場所ですね。ちなみに貸切価格は下記のとおりです。
休日:200,000円、
平日:100,000円
席数は70席
休日に貸切って来場客の参加料で賄うなら、50人見込みで3,000円/人ってとこでしょうか。フードやドリンク代も考えると運営予算で1,000円~1,500円/人程度(50,000円~80,000円)は賄えると良いかもしれません。
8.プロゲーマ体験アリーナ
これぞ一度は立ってみたい夢のesports大会メインステージ!!という感じでした。大画面スクリーンにて中央にゲーム画面、両サイドにプレイヤーの顔や情報を映し出すことができ、音響も映画館のような迫力で豪快な演出が可能になっています。
会場は258席でどの席に座ってもステージスクリーン共に見やすい傾斜構造になっています。大きな大会がここで開かれれば是非見に来たいと思いました。自分たちの会社などでここを利用して大会を主催したというだけでもかなり話題になりそうです。コロナ渦なのでなかなか今は難しいですが。
ちなみに料金は…
休日:1,000,000円、
平日:500,000円
とかなり高額になっています。スクリーンやステージ、回線などが常設されているのでそのあたりを1から用意して…という部分はなくなるので大きな大会を開催する場合にはこのような専用施設の方がパフォーマンスが良く、扱いやすいのかも知れません。
普段はプロゲーマ体験ということで、選手入場から実況付きの対戦、試合終了後のインタビューまでここを利用して体験をさせて頂くことが出来ます。中々、臨場感があり、立つだけでも緊張でした!
プロゲーマ体験については連れ同士だけでなく、異なるお客さん同士で交流もかねて体験会ができたら盛り上がりそうだなーと思いました。
9.実況体験エリア
有名選手の過去大会の名試合を実況体験できる場所です。常設された配信環境で実況にチャレンジすることができます。
知らないゲームについても台本が用意されているので、とりあえず初めてでも大丈夫!です。配信環境を学んだり、実況の仕方などもスタッフの方が教えてくれます。最近はゲームでなくても、声の仕事に人気が集まっていますので、そのような方もこの場所で体験をきっかけにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。配信環境や機材なども聞いたら教えてくれそうです。
10.Youtuber体験エリア
初めての方でも動画作成ソフトや小道具などを使って簡単にオリジナルの動画制作が体験できるエリアです。
こちらも初心者向けになっていて、やったことが無くても動画制作など興味のある方は学びながら気軽にチャレンジできるエリアになっています。動画制作など1から独学で学んで始めるのは大変と思いますがここではスタッフもいますし、友人などと一緒に学べるので良いなぁと思いました。
11.REDEEカフェ
大会の待ち時間や各エリアの体験の合間など一休みできるスペースです。充電設備も常備されている為、ゲーム仲間と談義をしながら持ち込んだゲームをしたり、動画を見たりもできそうです。現在は残念ながら、レストラン等のメニューはコロナ影響で縮小運用されていました。
12.REDEEストア
ゲームグッズが販売されているこの施設の出口的な位置づけになっています。期待と違ったのはコロナ影響のせいか、あまり商品が並んでおらず、殺風景な感じでした…
理想としてはPCや周辺機器から様々なesportsタイトルのグッズが置いてあって、施設を利用して興味を持ったあと、ここでesportsを始める為の準備(環境購入)などができれば良いのになぁと思いました。プログラミングやesports、ゲームに関する書籍なども置いてあると多分買います。
13.おわりに
ゲーマー向けにはやはりあの大迫力のメインステージを利用したイベント開催がもっと活発に行われ、専用商品・グッズなどが購入でき、多くのゲーマーと賑わえる場所になれば良いなと思います。
学ぶ施設としては素晴らしいと思いました。朝から親子で入場してプログラミング、動画作成、実況、ドローン操縦など、他では学べない様々なことをまとめて固定料金で一気に学ぶことができるのでお得ではないかと思います。職業体験、科学館的な感じで立ち寄るのが良いかもです。
それと希望としてはコワーキングスペースのようなものがあって、esportsに関するセミナーや事例発表、ワークショップなどが行われるようなエリアがあれば良いなーなんて思いました。
現在は親子向けという感じでしたが、esportsでビジネスをしたい、地域を盛り上げたい!など、esportsを取り入れて○○したいという方も増えている為、興味のある企業や自治体、地方団体などをターゲットに業界の事を学んだり、ディスカッションできる場があればと思いました。
コロナの収束後にまた行ってみたい or 自分たちで活用してみたいです!