近況、子育て
今年2月に書いて下書きのまま保存していたこの記事。ちょっと落ち込んでいたときに書いたものなので負のオーラが漂っていて消そうかと思ったけれど、こういうことで悩んでいるのも子育てのうちだし、せっかくなので公開して供養します。
気持ちがどんとこ落ち込んできて、整理のために久々にnoteを開いている。日記とか、自分以外誰も読まないような場所に書いたっていいように思うのだけど、でも、やっぱり自分しか読まないと知っていて書く文章と、もしかしたら誰かの目に入るかもしれないと思って書く文章は違うのだよね。後者のほうが客観的に、冷静に自分を見つめられる。だからSNSで日記を書く人がいるし、日記をZINEにして売る人もいるんだろう。ということで、近況をつらつら。まずは子育てのこと。
子どもはあまりにも早く成長していく。ごはんを掬ったスプーンを猛烈な勢いで弾き飛ばされ、挙句床が悲惨なことになったりして、あーーーもーーーーと思うことはあるけど、基本的にはとても可愛い。動きがころころしていて子パンダのようだ。
一人遊びはあまりしてくれなくて、抱っこをせがまれるか読み聞かせをせがまれるかで、言うとおりにしていると家事を一切できずに一日が終わる。ので、多少泣くのもやむなしとして要求を少々お断りして家事を進める。でも本当は泣かせたくない。
わが子は大変大人しい。それでも四六時中一緒にいると手が足りないと感じる。1年前はカメラでわが子を撮る余裕もあったけれど、今はもうない。やっぱりもう少しメリハリというか、離れる時間も必要なのではないか。休日に一人で出かけたりなんかして家に帰りわが子を抱きしめると可愛さが倍増するのだけど、夫は(仕事はもちろん大変だろうけど)こんな感じでわが子との時間を得ているのだな、いいなあとつい思ってしまう。
ちょっと子どもを見ていてほしいとき、まず頼るのは実家だろうと思うが、私は両親と疎遠。夫の両親はといえば、泣いちゃって可哀想だから……と預かるのに不安があるという。無理は言えない。
認可保育園が満杯なのは随分前から承知している。ならば認可外保育園で一時預かりを頼めたらと思ったけれど、定員いっぱい。だめだった。一時預かりのための施設も全然予約が取れずにいる。ファミサポ(講習を受けた一般の人に預かってもらう)に登録しようにも、説明会の申し込みができるのはひと月先だという。そこからマッチングがあったり面談があったりして、預かってもらえるのは……いつだろう? 気が遠くなる。しょうがないのだけど、こういう積み重ねがなんだか社会から拒否されているようでちょっと落ち込む。夫に毎度有給をとってもらうわけにもいかなくて、自分の病院に行くのすらままならずにいる。月に数時間、平日に自分一人で用事を済ませる。ただそれだけのことが夢のよう。
なんとか保育園に入れる道もないものか考えていたけれど、腹をくくって(?)プレ幼稚園を申し込んだ。でも、それも半年以上先の話だし、週0~2回1時間ちょっと預ける習い事のようなもの。その幼稚園は人気で、プレに申し込んでなければ入園もできないという。つまりこの幼稚園に入りたければ1年半も前から申し込みやら見学やら問い合わせやらアクションを起こしておかないといけない。この幼稚園の場合、人気の秘訣は給食だろうな。私はお弁当を毎日作れる気がしないので、せめて給食のある幼稚園に入れたい。
早め早めに行動しないと希望の園に入れないとか、ちょっと子どもを預けて自分の病院に行きたいのに預け先がないとか、そういう大変さをもっと軽くしていきたいが、社会の仕組みのことなのでどうにも難しい。子育て自体は楽しいのに、上手くいかないことよのう。