【 VARMILO FK2 】レバーレスコントローラーについて v3.1.2
※ 2024.10.21 FWアップデート後のお話 ※
玄人向けの内容です。
今回は【 旧 v2.3.13 】から【 新 v3.1.2 】に
アップデートしてから感じたことを記述します。
【 ラピトリの反応が遅く感じる 】
旧 FWではラピトリの反応は速かったんですが、
アップデート後に明らかに仕様が変わっている印象です・・・。
いくつか思い当たる部分と、その症状を記述します。
実際にスト6のトレモ画面でキーディスを出しながらピアノ押しで確認。
比較対象として Haute Pad R16 の試行結果も載せます。
① 旧FW v2.3.13
② 新FW v3.1.2
③ HautePad R16
なぜか1度目の押し戻しまでが2Fになり、N が1Fになっています。
ということは、v3.1.2 のアップデート後の仕様として
のような推測ができます。
一定の距離、時間を空けないと OFF にならないか、ON になっている時間を長くしているため、2回目の押し込みまで入力信号が持続してしまい、結果として「4F入力だけ」の時が発生しているのではないかと。
でもこれってラピトリの機能として欠陥かと思います・・・。
「 指を戻した位置から OFF に切り替わり、戻る途中で押せば ON になる 」
っていうのが本来の機能ですので、
搭載されているキースイッチ、基盤が格闘ゲームに合っていないのか、
ラピッドトリガーが 1F 入力に向いていないのか・・・。
※ 基盤の構造や部品に関しては詳しくないため、あくまで予測でしかないことをご理解ください。
以上のことから、現状でのFK2はピアノ押しを多用するユーザーとしてはプレイへの影響が大きいのでオススメしにくいです・・・。
ちなみに旧 v2.3.13 で起こる入力抜けですが、
ひどい時にはこれくらいの頻度で起こります。
この旧 v2.3.13 の問題に対する個人的な解答が、
くらいしか思いつきませんでした。
今回の内容をメーカー側に問い合わせたところ、
といった返信をいただきました。
初心者はわかりにくい(体感しにくい)部分なので、特に違和感がなければ普通に使えますが、精度、性能、速度に不安があるユーザーは現状での購入を避けた方がいいと思います。
10.24. 公式X にて情報公開
とのことから、
そして更新予定の新FWでは、
応答速度を調整可能にするからユーザー側で微調整してね。
という内容です。
この対応になると一番面倒な部分が、
ということ。
ゲームでキーディスを確認 → WEBアプリで調整 → キーディス確認 ・・・
くっっっそ面倒です。
そしてさらに不安なのが、
せめてプリセット化してデバイスの操作のみでプリセット変更できればいいんですけど・・・。
やはりFK2のキースイッチや基盤、ラピッドトリガー機能は
格闘ゲームに不向きなのでしょうか。(なんのためのデバイス?)
EVO会場から認知されSFLでも紹介されていただけに、現状では残念な評価です・・・。
とりあえず新しいFWアップデート後にどう変わるのかを投稿予定です。
2024.10.31 新FW v3.2.1 の更新記事を投稿しました。