【Qanba Gravity 銀軸静音レバー JCV8】使ってみた
Qanba Gravity Mechanical Shafts Switch Silent Lever JCV8 (Cherry MX 銀軸)
年末にジャンクパーツ扱いのまとめ商品を購入しました。
その中に含まれているレバーが今回の
Qanba Gravity 静音レバー CherryMX軸タイプです。
以前から少し気になっていたものの、意外と高く(¥7,200)買う気になれませんでしたが¥5,000で他のアケコンパーツと一緒にまとめて購入できたので使ってみました。
ちなみにレバーはほとんど使われていない綺麗な状態でラッキーです!!
まずは分解
構造とかMX軸の交換が可能かとか知りたいのでバラします。
ということで、はいどうぞ。
・軸回りは三和製レバーに近い構造
プレート、ピボット、軸回りは三和製レバーに近い構造です。
スプリングは三和JLFカスタマイズ用をそのまま使えます。
・基板、スイッチは独自構造
他メーカーとの互換性はなく、独自構造です。
CherryMX軸もハンダ付けされているのでホットスワップは非対応。
ハンダを除去してスイッチを交換して再度ハンダ付けすれば交換できそうです。
原理はマイクロスイッチと一緒
「 アクチュエーターで軸部分を押して接点させる 」
という部分は従来のレバーと原理は一緒で、
「 マイクロスイッチ or CherryMX軸 」
と使っているスイッチの種類が明確に違います。
実際に使ってみて感じたこと
メイン機のファイティングスティックαに換装して使用してみました。
直感的な感想
CherryMXの銀軸はリニアなのでタクタイル感などもカチコチ音がしないので静音性が高いです。
とはいえ、操作した時のゴトゴトするアケコンの反響音はゼロにできないため変わりませんので、静音性自体は他の静音レバーと一緒です。
全方向になめらかでスプリングも軽めなのか、
かなり軽快な操作性になっています。
回転コマンドなんかはストレスフリーで入力できます。
格闘ゲーム以外ではSTGなんかにも向いていると思います。
丸ガイドに替えれば完全にSTG向けレバーです。
ちょっと微妙な部分
かなり軽い部類のレバーです。
上下左右のメリハリも感じないくらいに軽快な押し心地なので、
せめてホットスワップに対応していればタクタイルに替えてみたりして変わるのかもしれません。
アフターパーツもガイドくらいしかなく、三和JLFカスタマイズスプリングを併用するくらいです。
標準のまま使うと前後ステップを多用する人にとっては慣れるまでに少し扱いが難しく感じるかもしれません。
特にセイミツレバーや韓国レバーを愛用している人には
あまりオススメできません。
あとがき
あくまで個人的な意見ですので参考になるかはわかりませんが、
残念ながら自分には合いませんでした・・・。
しかし、【 なめらか過ぎるくらいの操作性は唯一無二 】と言えますので、
・今使っているレバーよりも軽い操作性が欲しい
・1回転コマンドを素早く入力したい
・STGやガンダムEXVSなど全方向へ入力する頻度が高い
・オマケで静音性が欲しい
そんなユーザーには合っていると感じた製品でした。
数年前に三和製静音レバーを使った時にも感じましたが、
やはり自分に合っているのは入力にメリハリのあるレバーなのかなぁ。
なんて改めて実感。
現在はレバーシャフトが空転しないセイミツレバーを試遊しているので、
今月中には現在のレバー仕様を投稿しようと思っています。
それでは良い格ゲーライフを。ノシ