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何を目指して走るのか

びわ湖マラソン2023に向けて

1年間、この大会に向けて練習を積んできました。
夏のウルトラマラソン以降は、フルマラソンで2時間半を切るために生活してきたつもりです。

転職して3年

決意を持って臨んだ3年でしたが、フルマラソンだけはうまく走れていません。
これまで、「雨が降っていた」「気温が高すぎた」など、言い訳をたくさんしてきました。
ただ、環境要因ではなく、納得の行く走りができない原因はすべて自分にあると改めて思います。
結局はすべて足りなかっただけ。
去年までは苦しんで課題を克服しようとしていました。しかしそれではたどり着けないと考えるようになれました。

夢中には勝てない

結局、「頑張る」「耐える」は夢中には勝てません。
頑張って努力するということは、そこには我慢や忍耐が必要になります。
ただ、「夢中」で走り続けられる人は、努力しているとか我慢しているといったネガティブな感情には支配されていません。
実際練習中に我慢する瞬間や、日常の些細な我慢はあるとは思いますが、挑戦を楽しめなくなったら成長はないと気づけました。

一年間、夢中になれたと思っています。
次はこれを試してみよう。こんな組み立て方はどうだろうかなど、自分の体でいろいろと実験し、考え、楽しめたと思います。
明後日のマラソン本番で、どの程度目標に届くのかはわかりません。
が、一年の、いやこの3年の集大成であることには間違いありません。
緊張もします。怖さもあります。でも楽しみでもあります。
結果がどうあろうと今年は受け止められそうな気がしています。
それだけ精いっぱい楽しんで進んでこられたから。

節目

今回のびわ湖マラソンが自分にとっての節目になるだろうと感じています。
フルマラソンの集大成。
でもこれが終わりとも思っていません。
自分が思い描くゴールラインはまだ遥か先。
遥か先ですが、必ず届くと信じています。
このワクワクを信じてみようと思うのです。


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