#脱コルセット 運動は生物学的知見を全く無視した運動です

どうやら、韓国で脱コルセット運動があるそうですね。私はTwitterで知った身ですが、私の専門分野(笑)のジェンダーバリアンスや性科学の観点から疑問に思ったのでpost。タイトル少し詐欺です。『美とミソジニー』図書館で借りるかな。

🌾ここからが本文です

日本の一部の層で、韓国フェミニズムが流行っているという。Twitterで検索すれば、盗撮アカウントへの通報から、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』の感想など、バリエーションに溢れた無意識をこれでもかと見せ付けられることになるだろう。私は、あるキーワードに注目した。脱コルセット運動だ。

脱コルセット運動は、化粧やハイヒール、長い髪を性的対象化と捉え、これを拒否する運動である。性的対象化については議論があるのでここでは扱わないが、はっきり言って、伝統的性規範を「ジェンダー」の鶴の一声で黙らすのは、ファクチュアルなやり方では無い。

何故か?先天性副腎過形成症の女児を対象とした行動研究や、指比が実存としてあり、新型コロナウイルスの後遺症の現れやすさ、死亡率も男女で違うといった科学的事実が明白だからだ。
幾らか例を挙げる。

https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2018/007704/002/0310-0318.pdf

そのような現実があるのに、「ジェンダー」を錦の御旗にするのは、一昔前のDSDs (性分化疾患) 研究をイデオロギーとして復活させたジュディス・バトラーと対して変わらない。現在もバトラーの理論は亡霊となって社会に働き掛けている。話が飛躍しているかも知れないが、聞いて欲しい。化粧やハイヒール、ドレス、長髪といった女性らしさ、益荒男と云う言葉が結び付ける男性らしさも、ラディカル・フェミニストによく見られるポルノ嫌悪も、男性の暴力性や強い性的欲求も、脳の性分化に起因しているという事が解明されてくるだろう。勿論、全ての脳の性分化に帰結する事は下品と思うかとしれない。無論私は100%全てがそうとは考えていない。しかし、脳の性分化が占める割合はかなりの物では?考え方を変えれば、脱コル運動はフェミニズムという羊の皮を被ったニセ科学運動とも言えるのでは無いのか?

このテーマとは外れるが、

ハイヒールが嫌な女性が居てもいい。それと同時に、ハイヒールが好きな女性が居てもいい。巨乳が好きなトランス女性が居てもいい。貧乳が好きな男性が居てもいい。当たり前の事だ。手塚治虫『どろろ』のように、伝統的性規範と合わない子供は昔から存在する。だが何故そうなるのかは、これから解明されるだろう。

おまけ

アーカイブ 

このツイートをクリストファー・ソマーズが言うような、ジェンダーフェミニズムと捉え、私は次のようなリプライをした。

すると、クソリプ(前記参照)が数件付いて、「この現象は何なのか?」と思って調べてみると、こういう事らしい。

パリの街が云々は今のハイヒールに近いものだという。
https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/business/pdf/C.pdf

https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/business/pdf/C.pdf

更に調べると、
http://www.wtnb-bnz.jp/blog/medieval/heels

こういう事だったようだ。知らんかった。ファッションの事には疎いが、印象で語っちゃダメですね。あと、広告表象を問題視するやり方で、「口淫」という言葉を使う所が変態ですな。



どっちやねん笑

と思わず腰を仰け反った(嘘です)。軽い論考を読んで下さり、誠に有難うございます。良ければ「(ゼレン)スキー!」を押してください😊🥰

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